澄んだ海のようなブルーのハーブティーをご存じですか? タイ発のバタフライピーという花のお茶でSNSでも話題です。夏に水出しで淹れたら、もっとも涼感を醸し出すお茶でしょう。カルディで見つけたのはさわやかなレモングラスにバタフライピーを加えたハーブティー。しかもレモンやライムを加えるとパープルに変化します!早速試してみました。
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バタフライピーの色素はアントシアニン
透き通ったディープブルーがなんとも涼しげなバタフライピーのハーブティー。
バタフライピーは真っ青な花が咲くマメ科の植物で、この花の部分はタイでは古くから天然の着色料としてお菓子などにも用いられてきました。
バタフライピーの色素はポリフェノールの一種アントシアニン。
アントシアニンは、アンチエイジングやダイエット、美肌など美容効果が期待できます。
カルディで見つけた『ガーデンティー』はタイ原産で、レモングラスにバタフライピーをブレンドしたハーブティーです。
バタフライピー自体は豆のお茶でほとんど味がないので、レモングラスのハーブと混ぜて、さわやかなレモンの味わいを添えています。
ディープブルーが鮮やかに発色
ティーバックはホチキス、紐なしタイプでそのままカップに入れてお湯を注ぎます。ティーバックをよく見ると、小さい青い花びらが入っているのが見えます。
お湯を注ぐとすぐに青色が出てきて、やがて真っ青なブルーに…!
透き通ったディープブルーがインクのように鮮やかな発色をしています。
やはり初めてこの色合いを見たときは「本当に飲んで大丈夫?」と思わずにはいられません。
しかし、味わいは爽やかなレモングラスで、さっぱりと爽快な味わい。食事にも合い、決して飲みにくいということはないです。
慣れてくると気持ち的にも飲みやすくなってきますが、最初は冷ましてコールドでいただくと色と冷たさが合って飲みやすいかもしれません。
バタフライピーは酸性のものを加えると、色が変わるという性質もあります。
レモンやライムを加えると、パープルに色が変化します。
今回はレモンではなく、市販のレモン果汁を垂らしてみましたが、2、3滴たらすと、その部分だけピンクに変わっていきました。さらに加えて10滴加えると、全体がパープルに!
はっきり色が変わるので、ホームパーティーや女子会でも盛り上がりそうです。
ハーブティーにレモンの組み合わせはあまりしたことがなかったのですが、レモンティーのようにあっさりと酸味を楽しめる爽快な味わいでした。
ブルーは心を落ち着かせる色ですが、飲み慣れてくると、バタフライピーのブルーの色を見ているだけでも気分が落ち着いてきます。加えてアントシアニンは目にいいことがわかっているのですが、こちらも見ているだけで眼精疲労にもよさそうな気がしました。
ガーデンティー レモングラスバタフライピー 10TB 321円(税込)
文・写真/庄司真紀