紫外線が降り注ぐ季節。日焼け止めを塗っていても肌の調子が悪いと感じることがありませんか。そんなときはビタミンCたっぷりの食材をとりたいですね。ビタミンC含有量が多い果実といえばローズヒップ。カルディで見つけたのは、ローズヒップに甜菜糖を加えたハーブコーディアルです。レトロな見た目も可愛いウクライナ産のローズヒップシロップをさっそく試してみました。
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ビタミンC含有量はレモンの20倍⁉︎
バラの花が咲いた後の実であるローズヒップ。ビタミンCはレモンの10倍とも20倍とも言われ、果実の中でも随一の含有量をほこります。
そのまま食べるのは難しいので、お茶にしたり、ハーブコーディアル(シロップ)にしたりして、豊富な栄養をいただきます。
ローズヒップティーは日本でもなじみがありますが、ローズヒップをお砂糖で漬けるシロップもヨーロッパでは一般的に作られる家庭のレシピ。
ローズヒップは美肌やアンチエイジングにも有用で、風邪予防にも最適なハーブ。
また女性ホルモンを活性化させるなど女性にうれしい効果が盛りだくさんです。
今の時期は紫外線による肌のシミ・ソバカス対策にも。
甘みはあるのに後味すっきり!
カルディで見つけた『ローズヒップシロップ』はウクライナ産で原材料は砂糖とローズヒップエキスのみ。
シロップと聞くと甘いトロッとしたものを想像しますが、ローズヒップシロップは、ローズヒップの果実エキスに砂糖を加えたもので、サラサラとしています。
砂糖は甜菜が作られたものを使用していて、全体的に甘みがまろやか。
ホットケーキやヨーグルトにかけたり、紅茶にプラスしていただきます。
今回は、炭酸水で割って飲んでみました。
そのままなめると、まろやかな甘みに果実のジューシーさが感じられます。
酸っぱさはなく、どちらかというと野菜のようなプレーンさがあります。
炭酸で割ると、甘みは薄くなりさっぱりと飲むことができるので、夏場によさそう。
特に炭酸の場合は、ちょい足しというより、分量的には少し多めに入れると甘めのローズヒップドリンクになります。大人向けの美肌ドリンクですね。
ローズヒップティーは酸味が特徴ですが、シロップのほうは全く別物の味です。味や香りが違い、ローズヒップの酸味が苦手な人にも受け入れられるでしょう。甘いのですが、飲み終わった後も後味がさっぱりしているのがいいです。疲れたときや日焼けしたときに体にぐんぐん染み込んでいくようです。
ウクライナ ローズヒップシロップ 310g 518円(税込)
文・写真/庄司真紀