献立をバランスアップするのに欠かせない汁物=スープは、上手にとり入れることで、ダイエットにも大活躍するのだそう。
管理栄養士の大越先生に暴飲暴食を抑えるコツを教えていただきました。
Contents 目次
スープが食欲を抑える3つの理由
献立をバランスアップするのに欠かせない汁もの=スープは、上手にとり入れることで、ダイエットにも大活躍するのだそう。
「スープを食事でとると、その水分でお腹がふくらみ、ご飯などの食べ過ぎをセーブできます。また、具材を工夫すれば、ほかのおかずで不足している栄養を補えますし、具だくさんにすれば、一品でメインディッシュにもできるなど、調理の自由度が高い点も魅力。食材やダシ、調味料などのうまみで満足感が高まるため、毎食でもとり入れたいものです。また、間食や夜食に利用するのも◎。その際は、野菜や海藻などを使ったコンソメスープやみそ汁など、あっさり味でカロリーを抑えたものがベター。温かいものをお腹に入れるだけで、空腹を上手にまぎらわせることができます」(管理栄養士・大越郷子先生)
理由【1】食事でとると、水分で主食やおかずの食べ過ぎ防止
スープの水分で満腹感を得やすいため、その他のおかずの食べ過ぎを防ぐことができるところがポイントです。摂取カロリーをコントロールするのに役立ちます。
理由【2】ビタミンやミネラルなどを余すことなく丸ごととれる
野菜、海藻、きのこ類などあらゆる食材を具にできるスープは、ビタミン、ミネラルなど不足しがちな栄養をカバーするのに最適。汁に溶けた栄養もそのままとれるので、ムダなし!
理由【3】間食や夜食にとれば空腹を低カロリーで満たせる
糖質や脂質が多いケーキやスナック菓子などに比べて、栄養バランスがよく、満腹度も高いのがスープ。具材や味つけを工夫すれば、カロリーも抑えられるので、間食や夜食に◎。
監修/大越郷子、取材・文/田所佐月、撮影/安井真喜子