食欲の秋、到来! ということで「秋になると食欲が増えて、ダイエットがうまくいかない……」と悩みを持つ人も多いのでは? そんな人におすすめしたいのが、よく噛むこと。実は、よく噛んで食べるとヤセ体質になれるといううれしい効果があるのです。「忙しくて時間がないから、つい早食いしてしまう」という人も、今日からよく噛んで、ヤセ体質を目指していきましょう!
Contents 目次
【噛むダイエットの2大効果とは?】
「よく噛んで食べると体にいい」と昔から言われているけれど、ダイエットにはどんな効果が?
1.満腹中枢が刺激されて食事量が減る!
噛むダイエットの最も大きな効果が、よく噛むことで脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されて、おなかがいっぱいになったというサインをきちんと感じられるようになること。唾液によって糖の分解が進めば、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されるので、少量でも満腹感を得ることができるようになります。また、食後20分ほどたつと、レプチンというホルモンが分泌されて満腹中枢が刺激されるため、よく噛んで時間をかけて食事をすれば、レプチンの刺激によって食べ過ぎを防ぐことが可能に!
2.食事によって消費するエネルギー量がアップ!
1日の総エネルギー消費量のうち、食事によって消費するエネルギー量(食事誘発性熱産生)はおよそ10%と言われています。この食事誘発性熱産生は、よく噛むことで消費量が増加するのだとか。つまり、よく噛むと代謝がアップして、やせやすい体に!
【噛むダイエットを始めてみよう!】
噛むだけのお手軽ダイエット、始めるときのコツは?
1.1口につき30回噛むことを心がける
噛むことに慣れていないという人は、まずは1口につき30回噛むことを心がけて。数えるのが面倒なときには「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」と心の中で唱えながら一口ずつ噛むのもおすすめ。食べ物への感謝の気持ちを忘れることなく食べることができます。文字数が10文字なので、3回唱えれば30回の咀嚼に。今までのくせで、ついあまり噛まずに飲み込んでしまうという人は、1口食べるごとに箸を置くと、落ち着いて噛むことができるはず。
2.歯ごたえのあるものを取り入れる
噛む回数を増やすために、玄米、こんにゃく、根菜類など歯ごたえのあるものを積極的に取り入れるのも◎。これらの食材には、食物繊維が豊富に含まれているため、糖の吸収がゆっくりと進み、血糖値の急上昇を抑えて腹持ちがよくなるという効果も。
一人で食事をするときには、目の前に鏡を置いて、噛みぐせがないかどうかの確認を。口の片側だけで噛んでいると、顔のゆがみやたるみ・むくみの原因になるとも言われています。気になる人は、クリニックで噛み合わせを見てもらうのもおすすめ。
噛むことに慣れてくると、徐々にフェイスラインがすっきりしてくるので、小顔効果も期待できます。噛むダイエットで、効率よくヤセ体質を目指していきましょう!
文/eko