フランスで愛されているチコリコーヒー。チコリは野菜の一種でありながら、独特の風味でコーヒーのように飲むことができます。また、食物繊維のイヌリンが豊富でデトックス効果が抜群! ダイエットやむくみにいいことからパリジェンヌにも大人気とのこと。今回はカルディで見つけたチコリコーヒーを試してみました。
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イヌリンが豊富でダイエットにも最適
チコリはヨーロッパ原産のキク科の野菜で、その根を乾燥し、焙煎させたものがチコリ粉末です。
チコリといえばなんといっても、水溶性食物繊維のイヌリンが豊富に含まれていること。腸内環境を整え、美肌やダイエットに嬉しい成分です。
体内の余分な水分を排出してくれるので、むくみやデトックスにも役立ちます。
カフェインレスなハーブティーなので夜でも飲むことができますし、冷温の牛乳やお湯で飲むなど飲み方もバラエティがあります。
このルルー社のチコリ粉末はフランスのスーパーなどで買える身近な製品。ルルー社は1858年創業の歴史ある会社で、フランスではチコリを扱う会社として非常に有名だそうです。
コーヒーのような独特の風味とコク
ジャーを開けると、焙煎されたチコリの根のキャラメルを焦がしたような香りがしてきます。意外なほどいい香りです。
おおよそティースプーン3杯(約6g)に250mlの牛乳やお湯を注ぎます。ジャーには冷たい牛乳で割るのがおすすめと書いてあったので、今回は冷たい豆乳で割ってみることにしました。
見た目はコーヒー牛乳のようなのですが、味わいは独特で、まず甘みはほとんどありません。
焙煎したチコリの根がほんの少しの渋みを含んでおり、コーヒーのような大人の味わいになっています。
これまでに飲んだことない味ですが、飲みやすくて飲むほどに止まらなくなる味わいです。
豆乳の味はほとんど感じなく、チコリの味わいが鮮明でインパクトがあります。
嗜好品として楽しめるチコリコーヒーですが、食物繊維が豊富で一度飲むだけでパワーを実感できたので、フランスの女性に人気な理由がわかった気がします。野菜不足の日にも飲むのもいいですし、コーヒー好きな人にもおすすめです。
ルルー インスタント チコリ 100g 498円(税込)
文・写真/庄司真紀