疲れたとき、イライラしたとき、ダメだと思いつつやってしまう“ストレス食い”。食べるだけ食べて後悔してしまうことに、罪悪感なしではいられないあなたは、きっと食べること自体がとても好きなはず。そして、食べるときはいつもプラスの感情でいたい気持ちが、人一倍強いはずです!
女優であり、モデルとしても活躍する佐藤晴菜さんも、自他共に認める食べることが大好きな女性。ストレスがたまるとつい食べてしまうことも、決してなくはないとのこと。そのため、できるだけストレス食いをしないための自己管理法を教えていただきました。
Contents 目次
<1>食べもののストックはこれだけ!
家には、お菓子など、ちょっとつまめる間食をストックしないようにしています。そうすると、「わざわざ買いに行ってまで食べなくていいや」という気持ちになるんですよね。
そしてストックするのは魚や野菜など生鮮品を中心に、体にいいものを少しだけ冷蔵庫に入れておく程度にしています。
“たくさん”ではなく“少し”。これがポイントです(佐藤さん)
<2>暴食したい気持ちを抑える食べもの
あまりにガマンしすぎると食べたい気持ちを抑えきれずに爆発してしまいますから、そうならないよう、好きなものから食べて気持ちを満たしてあげるようにしています。とはいっても、そういうときは、つい早食いして一気に食べたくなってしまうもの。あえてがっつりと好きな鶏肉料理を食べて、ある程度お腹と心を満たしておきます。
お腹がある程度いっぱいになれば、食べたい気持ちがあってもお腹のキャパオーバーという現実的な理由で、偏った食事や食べ過ぎを避けられますよ。
ほかには魚料理をよく食べます。おすすめは小魚。量がたっぷりあるので、大魚1匹を食べるよりも、満足度が高いです。私は、わかさぎをシンプルに塩焼きにして食べています(佐藤さん)
<3>心を満たす食事機会を増やす
ストレスが原因で、食欲の暴走が予想されるときには、友だちを誘うか、もしくはひとりで海へ行き、海の見える場所で食事をします。
ただ外でご飯を食べるのではなく、海を見る経験やその場へ行く体験によって気持ちが切り替えられるためか、ストレス食いをすることがなくなるんです。
そういった機会は、夜ではなく昼にセッティングしてしまいます。夜の時間帯に食べると太りやすいですし、ストレスがたまるとお酒を飲み過ぎてしまいがちですよね。ランチの時間帯であれば、お昼から飲もうという気持ちにもならず、ご飯に気持ちが集中するからこそ、よりおいしく感じられるというところがポイントです(佐藤さん)
メンタルをうまくコントロールして、ストレス食いしないようにしている佐藤さん。ダイエット中の人は、ぜひ参考にしてくださいね。
取材・文/高田空人衣