ちょっとお腹が空いたときにうれしい即席のスープ。ヘルシーな選択肢として春雨スープは定番ですが、糖質が気になる場合もありますよね。そんな時には寒天のスープという手も。食物繊維が豊富で、低カロリーなのに満腹感も得られます。今回は、カルディで見つけた、春雨スープのように食べられる「寒天のスープ」をご紹介していきます。
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貴重な水溶性の食物繊維が豊富
暑いときでも温スープは冷房で冷えた体を内側から温め、代謝を高めてくれます。夏場ならさっぱりとした温スープがいいですね。
そんなときに重宝するのが、春雨よりもさらに低カロリーな寒天のスープ。
寒天スープはあまり一般的ではないですが、カルディで見つけたのは寒天ブランドの「かんてんぱぱ」の寒天スープ。わかめタイプです。
6食入りで1食わずか22kcal。
寒天はテングサやオゴノリなどの紅藻類からできていて、食物繊維が豊富。
特に水溶性の食物繊維が多いので、糖の吸収を抑え、太りにくくする働きがあります。
スープのだしがおいしく、満腹感がすごい!
ひと袋が結構大きめなので、開けてみると具材がたくさん入っています。
具材は、寒天、卵、ワカメ、わけぎで結構しっかり食べられますよ。
そしてホタテ、アサリを主体とした魚介エキスの粉末スープが個包装になっていますが、こちらはなんと寒天のフィルムに入っているんです。そのまま食べることができます。
なのでお湯180mlを注いででき上がりです。
寒天は春雨のように麺状になっているわけではなく、5〜8㎝チくらいの細切れになっています。お湯で戻すとやわらかくなり、シャキシャキと若干歯ごたえのある食感になります。
寒天の味は特にないのですが、スープと一緒に食べると無味乾燥というわけではなく、春雨のようにおいしく食べられます。スープと一緒に食べるので、寒天のサラダよりも寒天だと意識せずに食べられます。
魚介のスープはあっさり風味で薄めの味つけ。健康的な味わいです。
わかめもたくさん入っていて、即席スープとは思えないほど。
わけぎはネギの一種ですが、香りがあるので、中華系の食事にも合いそうです。
食後、予想以上に満腹感を感じました。寒天はそれほど入っているわけではないのですが、寒天の効果は思った以上!
食物繊維は食事の前に食べると、食べ過ぎを防止して、血糖値の急上昇を抑えられるので、ダイエット目的であれば、寒天のスープも食事の前のほうがよさそうです。
しかも30分前に食べることができれば、食事前に大幅に空腹感を減らすことができます。寒天というとデザートの位置づけが多いですが、スープだと糖分がないので、さらにいいですね!
かんてんぱぱ 寒天のスープ わかめ 36g(6食入り) 540円(税込)
文・写真/庄司真紀