冬の鍋物に欠かせない野菜といえば、白菜ですよね。100gでも、たったの14Kcalという低カロリーで、なおかつ栄養たっぷりの白菜はダイエット食材としても定番。白菜の美味しい冬の季節、その魅力を改めておさらいしましょう。
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白菜は低カロリーで栄養ばっちりの優等生!
まず始めに、白菜100g(外葉 約1枚分)に含まれる主な栄養素をおさらいしておきましょう。
- カリウム・・・200mg
- カルシウム・・・43mg
- ビタミンC・・・19mg
- 食物繊維・・・1.3g
(100gあたり約14Kcal)
成分は同じアブラナ科のキャベツと似ていますが、糖質が少ない分白菜の方がさらに優秀といえそうです。多く含まれるカリウムは、体の塩分量を調整し余分な塩分(ナトリウム)を尿とともに排出させる働きがあります。顔や足のむくみの解消に効果的です。また、食物繊維が腸の働きを活発にするので、お通じも快調に。そして、美容に欠かせないビタミンCの含有量は、リンゴの約5倍に相当します。低カロリーなのに栄養素がばっちり含まれている。白菜はまさに「ダイエット野菜の優等生」です。
煮ても、炒めてもダイエット効果あり! 白菜の調理法
白菜の魅力はなんといっても、その調理法の多さにもあります。鍋物をはじめ、煮込み系やスープ、炒め物やサラダ、漬け物、おひたしなどなど。何にでも合うので継続して食べ続けられるのがうれしいですね。調理法によってどのような効果が得られるのか、ポイントをおさらいしておきましょう。
漬け物にすると整腸効果アップ!
白菜は塩漬けにすることで、乳酸菌などの有用な腸内細菌が生まれ整腸効果がアップします。少しずつでも毎日食べ続けたいなら白菜のお漬物がおすすめです。
栄養素が溶け出しただしもごちそう!
ビタミンCやカリウムはともに、水に溶ける水溶性の成分です。汁の中で溶け出た栄養まで、そのままいただける汁物やスープは白菜にぴったりです。
固い芯は熱を通して食べやすく!
白菜の芯や外葉の部分は特に栄養分が高い部分。捨ててしまわず細かく刻んだり鍋物や炒め物に使って、やわらかくしてから食べるといいでしょう。
調理法でアレンジを加えながら、楽しく美味しく白菜をいただきましょう!
文/松田はる菜