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ハイヒールもこわくない! カリスマシューフィッターが教える、“超快適パンプス”の見つけ方 vol.2

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ハイヒールもこわくない! カリスマシューフィッターが教える、“超快適パンプス”の見つけ方 vol.2

前回、自分の足の正しいサイズを初めて知ったライターI。「これでもう、靴選びはバッチリ!」と思いきや…いざ靴を選ぶとなると「サイズさえ合っていればいいの? ヒールの高さや太さは…?」という新たなギモンが。そこで今回は、靴の試し履きで足に合う靴を見分けるチェックポイントについて、“靴のコンサルタント”として人気のカリスマシューフィッター、西村克之さんに教えていただきました。

監修 : 西村 克之

“靴は売らない靴屋”シューフィット・神戸屋店主。大手メーカーに23年勤務後、明治27年より続く老舗靴店『コウベヤ』を引き継ぐ。豊富な足のワイズ(幅)展開を模索するが、供給メーカーが見つからず断念。「痛くないパンプスをすべての女性に届けたい」という理念のもと、2010年、中敷調整の専門店「シューフィット・神戸屋」をオープン。7年間で5000名以上の足を計測し、アドバイスを行う。口コミで日本に止まらず海外からも予約が殺到する人気店となる。http://www.koubeya.co.jp/
ブログ https://ameblo.jp/yasu-tenmei

Contents 目次

フィットしているかどうかはここをチェック!

まず、足にぴったり合う靴を選ぶときの重要なポイントは
・足の幅と、靴の幅が合っているか
・足指のつけ根が靴底にしっかり着いているか

続いて、試し履きで次の4点をチェックしましょう。すべてクリアしていれば、自分の足にちょうどの靴といえます。
□ 靴と甲の間に、手指の爪先が引っかかる程度の隙間がある
□ 歩いたときに、かかとが脱げない
□ 親指のつけ根部分に、シワやヘコみがない
□ 靴を脱いだときに、足の甲にU字の跡がうっすらつく

ここで試し履きでの注意点があります。
「足にぴったり合った靴を履くと、初めは『きゅうくつ』だと感じるかもしれません。だからといって、そこで1サイズ大きくしてしまうのはNGです。足を入れた瞬間は狭いような感じがしても、試しに歩いてみて痛みがないのであれば、それは『痛い』靴にはなりません。また『ヒールが太いほうが、安定感がある』というのは、よくある誤解です。大きい靴のなかで足が動いてしまう場合は、太いヒールのほうが横への安定感があるように感じるだけで、足にぴったり合った靴であれば太さは関係ありませんよ」(西村さん)

7.5cmヒールが最も歩きやすい!?

一般的に「ヒールの高い靴は足に悪い」というイメージがありますが、足に合ったものであれば、痛みや靴ずれなどを防ぐだけでなく、歩くだけで自然とふくらはぎのインナーマッスルが鍛えられ、むくみも改善する、といううれしいメリットもあるそう。

また、ある程度ヒールの高さがあったほうが歩きやすく、女性の体のラインもキレイに見せてくれます。

「猫背の人でも、足に合ったヒールを履くと自然と背筋が伸びて姿勢がよくなります。人間のかかとは骨格的に7.5㎝まで上がる構造なので、7.5㎝までのヒールなら無理なく履くことができます。キレイを維持するために、若い頃から足に合ったヒールを履き続けてほししいですね」

次回は手持ちの靴をインソールで履きやすくするコツをご紹介します!

イラスト/藤井昌子  取材・文/井上幸恵

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