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日中に食べてはいけない食品も! 美肌と髪質改善のためにできる、食事によるサマーケア!

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レモンの集合

夏に強くなる紫外線は、肌や髪へのダメージを与える原因です。
肌には日焼け止めクリームを塗り、髪の毛はトリートメントをしたりなど外側からのケアも大切ですが、体の内側からのケアもとっても大切。この機会に肌と髪にいい食べ物を知り、夏の日差しに負けない美肌・髪のツヤめきをキープしてきましょう!

監修 : 矢野 ちかこ

管理栄養士・木下あおい主催の日本インナービューティダイエット協会によるインナービューティープランナー。インナービューティーフードスペシャリスト、インナービューティーオイリスト、日本化粧品検定2級取得。100%植物性のスキンケア・ハンドメイドコスメレッスンを兵庫県西宮市で行う。BIHADA Kitchen主宰。2019年1月より(社)インナービューティダイエット協会公式1day講座・インナービューティダイエット入門1day講座開講、同年3月より開講されたインナービューティーオイリスト認定講座大阪jewel校登壇・以降協会パートナー校として自宅開催。

Contents 目次

私たちはどのくらいの紫外線ダメージを受けている?

強い日差し

まず、紫外線ダメージで肌と髪はどれだけダメージを受けるのかみていきましょう。

~肌~
・シミ、しわ、たるみ、そばかすの原因となる
・一度に大量の紫外線を浴びると、肌に痛みやかゆみ・水ぶくれなどが現れやすくなる

~髪~
・切れ毛や枝毛の原因になる
・ツヤやまとまりがなくなる
・髪色が退色しやすくなる
・乾燥によるフケやかゆみなど頭皮トラブルが起きやすくなる

紫外線ダメージを受け続けると肌はガサガサ、髪もパサパサに。そうなってしまってはせっかくの夏のイベントシーズンも楽しむことができません。肌と髪に効く栄養素をしっかりとって、紫外線に負けない体づくりをしましょう。

美肌と美髪になるための栄養補給とは?

たんぱく質の集合

それでは、美肌と髪質改善のために効く栄養素をみていきましょう

1. 肌や髪の毛の原材料となる「たんぱく質」

肌や髪の毛のほとんどは、アミノ酸が結合したたんぱく質からできています。
イキイキとした美肌や髪をキープするためのとても大切な栄養素。しっかりと食事に取り入れましょう。
多く含む食材例:赤身の肉類(牛や豚など)、鶏むね肉、鶏ささみ肉、アジ、イワシ、卵、大豆、牛乳・乳製品 など

2. たんぱく質づくりのサポート「ビタミンB6」

アミノ酸を原料に、肌や髪などの成分であるたんぱく質づくりをサポートします。ビタミンB6がアミノ酸を体内に供給することで、肌の新陳代謝が活発になり、ハリやツヤ、潤いのある肌がキープできるのです。さらに皮脂のコントロールをする働きも持っているのでニキビやテカリに悩むなら、ビタミンB6を積極的に摂取しましょう。
多く含む食材例:マグロ、カツオ、鮭、サンマ、にんにく、アーモンド、うなぎ、モロヘイヤ、かぼちゃ、バナナ、さつまいも など

また腸内細菌からも合成されるので、腸内環境を整えておくことも大事です。

3. 血流をよくし栄養の運搬をスムーズにする「ビタミンE」

毛細血管を広げ、肌や髪の栄養の運搬をスムーズにすることで肌荒れを解消してくれます。
多く含む食材例:アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類、うなぎ、モロヘイヤ、赤ピーマン、かぼちゃ、アボカドなど

夏野菜の集合

4. メラニン色素の生成を抑え、コラーゲンをつくる「ビタミンC」

しみ、そばかすの原因となるメラニン色素の生成をおさえる働きがあると言われているビタミンC。ビタミンCを多く含むのがパプリカ。野菜の中でもトップクラスでピーマンの2倍以上ものビタミンCが含まれています。さらに加熱してもその量は減らないのもうれしい魅力です。しかし、ビタミンCは一度にたくさんとっても吸収されずに排出されてしまうのでこまめにとるのがポイントです。肌に弾力を生むコラーゲンの生成にも深く関わっているといわれています。肌のハリツヤを保つため、艶めく髪をキープするためにもしっかりと取り入れましょう。
多く含む食材例:パプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、キウイ、レモンなど柑橘類など

反対に紫外線タイムにとらないほうがいい食品とは

レモンの集合

美肌とツヤ肌のための、よい栄養素と食品についてご紹介しましたが、紫外線が強くなる日中には控えたほうがよい食品があります。それは「ソラレン」という光毒性を持った食品で体の紫外線に対する感受性を高めて吸収しやすくしてしまうといわれています。

多く含む食材例:レモンなどの柑橘類、きゅうり、パセリ、セロリ、いちじく、キウイなど

またソラレンを多く含む食品は夏が旬でビタミンも豊富な果物や野菜に多いため、ソラレンの影響を受けない時間帯に食べる工夫をするとよいでしょう。ソラレンの影響は摂取してから2時間ほどでピークを迎え、その後徐々に衰えていきます。紫外線が強い日中に外出する際には、その2時間前での摂取は控え、日が傾き紫外線の影響を受けない夕方か夜においしくいただきましょう。

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