行列ができるほど人気のタピオカミルクティー。自宅で作る人も増えていますね。家だと材料費だけで作れて、ミルクの量を調整したり、自分好みにアレンジできます。タピオカはおいしいのですが、量が多い、カロリーが気になる方も多いでしょう。今回はカルディで見つけたパールタピオカで、ヘルシーなタピオカドリンクを作ってみました。
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タピオカでつくるヘルシー夏ドリンク
ブラックタピオカを用いたタピオカミルクティーは、すでに完成された形ですが、タピオカには白いパールタピオカや小粒サイズもあり、お茶も紅茶から緑茶、ほうじ茶とさまざま。バリエーションの多さが魅力のひとつです。
タピオカミルクティーを飲むとお腹いっぱいになった経験もあるでしょうが、タピオカはよく知られるようにほとんどが炭水化物。
キャッサバというイモが原料で、でんぷん質なので糖質に分類されます。ダイエットのときは糖質量に注意したいですね。
ただグルテンは含まれないので、意外にもグルテンフリーの食材です。
カルディで買ったものは、マレーシア産の白いパールタピオカ。
本来は白い状態で、そこからカラメルで色づけしたものがブラックタピオカです。
今回はヘルシーに甘さ控えめで、ミルクを加えないタピオカティーを作ってみました。
ゆでると透き通ってモチモチに
乾燥している状態のタピオカは小粒で固い状態。
大きめの鍋にお湯を入れて沸騰させ、タピオカを入れて1時間ほど弱火でゆであげます。鍋の底につかないよう、たまにかき混ぜます。
ゆで始めると、タピオカに少しずつ透明感が出てきます。
火が通ったら冷水で冷やして、でき上がり。
ゆで上がったタピオカは透明で透き通っています。つるんとしてモッチモチ!
タピオカ自体に少し甘さが欲しかったので、ゆでた後にシロップに漬けておきました。
ジャスミン茶と相性よし!
夏にさわやかな印象のレモングラスがブレンドされたバタフライピー茶と、台湾でもタピオカティーとして人気のあるジャスミン茶(茉莉花茶)でタピオカドリンクを作ってみました。
ミルクを足さず、ストレートでホットにしていただきます。
シロップ漬けにしたタピオカはほんのり甘い仕上がりに。もう少し甘くてもよかったかなと思うくらい甘さ控えめですが、食感はモチっとしてプニプニとしておいしいです。
まずバタフライピーの方はレモンのスキッとしたハーブティーにタピオカのもちもちした食感が不思議な感じです。南国のデザートのようなイメージで、これまでに食べたことのない味。
ホットで食べたので、タピオカがお粥のように体を温めてくれました。
ジャスミン茶のほうは、香りは華々しいですが、マイルドな味わいで、タピオカの甘さと相性がいいようです。やはりこちらのほうがタピオカには合っています。さっぱりした香りとタピオカの甘さが絶妙にマッチ!まるで中華街で食事をしている気分です。
タピオカが入るだけで凝ったドリンクになり、気分もグッと上がります。
それぞれタピオカを20粒くらい入れて、飲んでみましたが、結構お腹いっぱいになりますね。カルディで買ったパールタピオカは50gで少ないように思えますが、2〜3人ではちょうどいい量かなと思います。
また余ったタピオカは冷凍で保存できるので、作り置きすればさらに手軽に自宅でタピオカが楽しめます。
カルディ DFE パールタピオカ(白) 50g 194円(税込)
文・写真/庄司真紀