ダイエットしているのに、なかなかやせない…という人は、朝食をフルーツにする「フルモニ」を試してみて。フルーツのデトックス・パワーで、便秘&ぽっこりお腹をすっきり解消! ダイエット成功へと導いてくれます。今回は「フルモニ」の具体的な方法を、ボディメイク・メソッド「タテ伸びモーション」を提唱するパーソナルトレーナーの日高靖夫先生に教えてもらいました。
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■「フルーツモーニング=フルモニ」とは?
朝に果物を食べる「フルーツモーニング」、略して「フルモニ」は日高先生が推奨する朝食メニュー。具体的にどのような食事法なのでしょう?
「朝食に水分の多い旬のフルーツをお腹いっぱい食べることが、フルモニの食事法です。フルーツには、酵素や食物繊維など便秘解消に有効な栄養素が豊富に含まれ、デトックス効果がバツグン! 朝食べることでお通じがよくなり、便秘によるぽっこりお腹が改善され、下腹部をペタンコにすることができますよ」(日高先生)
ポイントは、フルーツを“お腹いっぱい食べる”こと。
量の目安は、夏はスイカ3分の1玉、秋は梨2〜3個、冬はリンゴ2〜3個、春はいちご2パック。でも、これだけたくさんの量のフルーツを食べると、気になるのが果糖です。
「たしかに、フルーツをたくさん食べると『かえって太るのでは?』と心配される方がいらっしゃいますが、その点は安心してください。フルーツを食べて果糖を摂取することより、排せつを促すデトックス作用のほうが体へのインパクトが大きいため、太る心配はなく、ダイエットにつながります」(日高先生)
■「フルモニ」でデトックス効果を高める4つのルール
フルモニを行うためには、4つのルールがあります。ルールを守ることで、デトックス効果が十分に発揮されるそう。
ルール1:フルーツは常温で食べる
常温で食べることで、内臓の冷えを予防。胃腸の消化・吸収の働きがよくなります。
ルール2:食後のフルーツは絶対にNG
ほかの食材と一緒にとると、消化不良をおこしやすいので注意が必要です。
ルール3:フルーツを食べるときは胃の中を空に
消化のよいフルーツだけを摂取することで、体内の老廃物が排出されやすくなります。
ルール4:どの食材とも一緒に食べない
ルール2と共通しますが、ほかの食材と一緒にとると消化不良をおこしやすいので、フルーツのみを食べましょう。
これら4つのルールを心がけることで、毎朝のお通じがスムーズに。1日をさわやかに過ごすことができます!
■ダイエット&健康の両方を叶える「フルモニ」
「私自身、これまでに27種類ほどのダイエットを試してきましたが、そのなかでダイエットと健康の両方を実現することのできた唯一の方法が『フルモニ』でした。
私が考える健康とは、朝気持ちよく目覚めてお腹いっぱい朝食を食べたあと、お通じがスムーズであること。そして、午前中から仕事や家事をしっかりこなして日中をアクティブに過ごすことができ、夜はぐっすり眠れる、そんなサイクルを作れる体をキープすることです。フルモニを行うと、このサイクルを自然と作ることができ、毎日を健康的に過ごしながら、ダイエットにもつながります。僕自身の経験から、自信をもっておすすめできる方法です!」(日高先生)
さらに、女性らしいしなやかな美ボディを目指すなら、「フルモニ」とともに、すきま時間を利用して体を縦に伸ばしながら鍛える「タテ伸びモーション」を行うと効果的。
「フルモニ」でぽっこりお腹を解消した下腹部からつながるウエストラインに理想的なくびれができ、ボディラインが美しく整えられます。
今日から、さっそく「フルモニ」+「タテ伸びモーション」を試してみてはいかが。
取材・文/野口美奈子