IT実業家、デイヴ・アスプリー氏のベストセラー『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』でよく知られるようになったグラスフェッド・ギー。アーユルヴェーダでも万能オイルとして使われる栄養豊富なヘルシーオイルです。当初は入手困難だったものの、今では日本でも手軽に買えるようになりました。今回はカルディで見つけた、バターオイル「ギー・イージー グラスフェッドギー」を試してみました!
Contents 目次
栄養豊富でダイエットや腸活にも最適
「ギー・イージー グラスフェッドギー」はオランダで生産されたギーで、国立公園で天然の牧草だけを食べて育った牛の乳から作った“グラスフェッド・バター”のみを使用しています。
ちなみに、「ギー」はインドを中心に古くから使われてきたもので、無塩の発酵バターをゆっくり加熱し、ろ過したもの。ろ過する過程で不純物がとり除かれ、純度の高いピュアなバターができ上がります。腸活やダイエットにもよいとされ、栄養豊富で中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸、共役リノール酸、ビタミンA、ビタミンEなどを含みます。
「ギー・イージー グラスフェッドギー」は、香りが芳醇で濃厚なバターの香りがします。バターよりも透明感があり、まさにバターオイル。食材に混ぜるとすっと溶け込み、バターよりやわらかく溶けるのが早い印象です。
バターコーヒーにも。クリーミーでまろやかな味わい
ギーはバターのように料理に使ったり、トーストに塗ったりして使うことができます。日本の食卓でもなじみやすいですね。
初めはホットケーキにギーを塗って食べてみました。バターのように溶けて香りも濃厚ですが、あっさりとしておいしく胸焼けするような感じもなく食べられます。
濃厚な匂いが気になる人は、トーストやホットケーキを焼くときに使うと、ほとんど匂いを感じることなくギーを摂取できます。
次に、あの〝完全無欠コーヒー〟を作ってみました。
完全無欠コーヒーは、デイヴ・アスプリー氏の著書で紹介され、ダイエット効果があるといわれる話題のバターコーヒーのこと。
良質のコーヒーとMCTオイル、ギーを混ぜ合わせ、ハンドミキサーで撹拌するとふわっと泡が立ち、クリーミーな仕上がりに。コーヒーの量をカップ半分にしたので、ギーは小さじ1/4程度に。泡の量は少なめですが、ふんわり甘いバターコーヒーができ上がりました!
芳醇なクリームの後にコーヒーの深い味わいが続き、甘さを抑えたキャラメルマキアートといってもよいようなまろやかな味わいです。
バターコーヒーは今やコンビニでも販売されていますし、専門店もできているくらいですが、自宅でも作っても簡単なうえ、間違いなくおいしいです。
ギーは腸内環境を整える作用があり、今回食べてみて、その効果を十分に実感できました。これはダイエットに効きそうです。加えて良質な油のエネルギーが体を元気にしてくれるので、疲れているときのパワーチャージにもなります。
特に脳には良質な油がよいとよくいわれますが、脳への効果も大きくて不思議なほど仕事がはかどりました。デトックスしたいときや、脳や体にパワーチャージしたいときにも合っていると思います。
ギー・イージー グラスフェッドギー 100g 1,296円(税込)
文・写真/庄司真紀