味覚の秋。甘くてほくほくしたかぼちゃのおかずやお菓子を食べる機会が増えそうな季節ですね。今回はそのかぼちゃに、美肌やダイエットに役立つ栄養がたっぷりの酒粕をプラスして仕上げた、イタリア料理のオムレツ「フリッタータ」をご紹介します。彩りがよく栄養満点なので、ふだんの食卓はもちろん、パーティーやお弁当のおかずにもぴったりです!
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酒粕には健康や美容にうれしい栄養がいっぱい!
10月といえばハロウィンですね♪
ハロウィンというとかぼちゃのスイーツを思い浮かべ人方も多いのでは? 今回は秋の味覚のひとつ、かぼちゃと発酵調味料をかけ合わせたメニューを紹介します♪
酒粕は栄養価が高いことでも有名ですが、美肌、美白、保湿効果も高く、健康面だけではなく美容の面からも注目を集めています。さらに、腸内環境を整えてくれる食物繊維や、糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群も豊富なので、ダイエットにも効果的です。
また、酒粕には「レジスタントプロテイン」という、たんぱく質でありながら食物繊維と同様の機能をもつ成分を含んでおり、コレステロール低下などの作用も期待されています。
今回、ご紹介するフリッタータは、そんな酒粕と良質なたんぱく質である卵やツナ、そしてたっぷりの野菜をプラスし、ビタミンやミネラルも補給できる、栄養満点の一品です。
素材の味を活かした味つけなので、ソースは不要。かわいらしいピックで飾れば、お弁当にはもちろん、ハロウィンパーティーにもおススメですよ♪
かぼちゃ×酒粕のフリッタータ
<材料>(直径16㎝)
かぼちゃ(1㎝幅の角切り) 100g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
エリンギ(0.5㎝幅の角切り) 2本
にんじん(0.5㎝幅の角切り) 50g
酒 大さじ1
塩 ひとつまみ
A
卵 3個
ツナ缶(汁気を切る) 1缶
大葉(手で細かくちぎる) 5枚
酒粕 15g
赤みそ 15g
豆乳 大さじ1
オリーブ油 大さじ1~
<作り方>
(1) 鍋に大さじ1の水、玉ねぎ、エリンギ、にんじん、かぼちゃ、酒、ひとつまみの塩の順
に重ね入れ、玉ねぎが透き通り、甘い香りがするまで弱火で蒸し煮をしたら火を止めて粗熱をとる。
(2)蒸し煮をしている間にボウルを用意し、Aの材料を混ぜ合わせ、酒粕と赤みそも溶かしておく。粗熱がとれたら(1)を加え、混ぜ合わせる。
(3)鍋にオリーブ油を入れて熱し、(2)を加え、中火で卵が半熟状になるまで木べらなどでゆっくり、大きくかき混ぜる。半熟になったら弱火にし、表面を整え、ふたをして10分ほど加熱する。
(4)鍋にひと回り大きいサイズの皿をかぶせてひっくり返し、(焦げつきそうな場合は鍋に油をひく)生地を戻し入れてふたをして、裏面も弱火で5分ほど焼く。
(5)焼き上がったら器に移す。
※鍋は直径16㎝の小さいサイズを使用しています。小鍋だと量が多くてもかき混ぜやすく、高さも出るのでオススメです。卵焼き器でも作れますが、かき混ぜられるように流し入れる量を調整しましょう。くっつき防止のためにもテフロン加工のものを使用してください。