雰囲気も生き方もそのナチュラルさが人気のモデル・AYUMIさん。そんなAYUMIさんが大切にしている食事。近著『さいしょは、フルーツ』でも紹介されている、たくさんの手作り食、ローフード生活についてお話を伺いました。そこにはキレイ&健康でいることのヒントがたくさん詰まっていました。
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消化吸収をよくするには食べる順番が大切
体に優しい食材を用い、丁寧な食生活を送っているモデルのAYUMIさん。食事を生(Raw)で食べる食事法を提案するローフードマイスター1級をお持ちです。
「もともと体にいいことが好きで、本で読んだり人から聞いたことをいろいろ実践してはいたんです。でも一度きちんと理論を勉強したことで、ローフードも自信を持って生活に取り入れられるようになりました。消化吸収をスムーズにするには、食べる順番が大切です。食材に火を通さず生で食べることで、野菜やフルーツの酵素や栄養素が効果的に摂取でき、健康や美容にもいいといわれているんです」(AYUMIさん)
AYUMIさんご一家の食卓では、最初にローフードを食べるのが習慣だそうですね。
「朝は、葉物野菜とフルーツのスムージーを家族全員が飲んだあと、簡単な朝ごはんにします。最近、ずっとほしかった酵素玄米炊飯器を購入したので、酵素玄米で握ったおにぎりとお味噌汁や、自家製パンにオーガニックのピーナッツバターをつけて出しています。夜ごはんも、食事の最初にフルーツや大根おろし、生野菜のサラダなどを食べます。あとはぬか漬け。これもローフードなんですよ。わが家にはぬか床がありますが、市販のぬか床でも簡単につくれますし、カブは生のものを薄~くスライスして、お塩とオリーブオイルで食べてもおいしいですよ。カブの葉はスムージーに使えて、ムダなく食べられます」
体にいいことをできる範囲でやりたい
お料理することが大好きで、味噌や塩麹、しょうゆ麹、甘みづけの酵素シロップなど、調味料の多くも手づくりしているAYUMIさん。
「以前は便秘体質でしたが、意識的に酵素を取り始めて便秘をしなくなりましたね。ダイエットを意識して食事量も少なかった20代の頃は、疲れやすく、朝も苦手でしたけど、今は朝の目覚めもよくなって。風邪もあまりひきませんし、キホン元気です(笑)。家族の健康を考えても、食事は毎日のことだから大切ですし、取り入れられることはできるだけやりたいなと思っているんです」
食事以外にも、冷えとりやヨガなど、体にいいことをできる範囲で実践。
「ヨガは月に2、3回通うゆっくりペースです。ヨガをするようになって、肩こりで鍼やマッサージに行くことがなくなったので、やはり自分で体を動かして血流をよくすることが大事なんだなと思います。40代に入り、これからはヨガだけでなく体を鍛える運動もしてみようと思って、筋トレがメインの体づくりの教室に通い始めたところです。続くかどうかわからないけど(笑)、がんばってみようかなと思います」
そんなAYUMIさんの新著『さいしょは、フルーツ』には、すぐにでもまねしたいナチュラルライフのヒントがぎっしり。
「自分がやっている体にいいことで、暮らしの中にとり入れてもらえそうなことを書きました。この本を読んで、冷えとりをやってみようとか、ローフードを意識してみようとか、何かひとつでも試してもらえたら。そしてそれが、その方やご家族の“体にいい食卓”や暮らしにつながってくれたらありがたいですね」
【関連リンク】
・http://AYUMIオフィシャルブログ「やさしい暮らし」
・Instagram もしくは、@ayumiayunco
撮影/小倉啓芳 ヘア&メイク/吉岡美幸 スタイリング/近藤さやか 取材・文/浜野雪江
ワンピース\14040/ソフィラ(ソフィラ池袋パルコ店☎03-5957-2630) ピアス/スタイリスト私物