肌寒い季節は温かいスープが恋しくなりますね。冷えた体を温めて、忙しい日々で疲れた心も癒やしてくれるスープですが、作るときに役に立つのが、洋風だしのブイヨン。今回は、カルディで見つけたイタリア産オーガニックブイヨン「アルチェネロ 有機野菜ブイヨン」を試してみました。冬野菜をたくさん入れてヘルシーにいただきましょう!
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手軽においしいスープができるブイヨン
温かいスープの季節がやってきました。スープを食べると体も温まり、野菜もたくさんとることができるのがいいですよね。一品で冬時期の野菜不足を補うことができます。
スープはバリエーションが豊富ですが、野菜をたくさん食べるなら、ブイヨンを使ったあっさりしたスープはいかがでしょう。野菜と肉をブイヨンで煮るだけで簡単においしいスープができ上がります。
イタリア生まれの「アルチェネロ」は古くから有機農法をとり入れ、現在ではヨーロッパ屈指のオーガニックブランドへ成長しています。
アルチェネロの「有機野菜ブイヨン」は、玉ねぎ、にんじん、セロリやパセリの香味野菜をベースに、酵母エキス、有機ウコン、有機ごまスパイスを効かせたもの。オイルは有機ひまわり油を使っています。
野菜のおいしさを引き出す、オーガニックのベジタブル・ブイヨンです。
煮込んだような野菜の味わいがおいしい
「アルチェネロ 有機野菜ブイヨン・キューブタイプ」はキューブ1個に対して500mlのお湯を加え、スープやリゾット、煮込み料理などに用います。
ふつうの固形だしと同じような感覚で鍋やフライパンにポンと入れるだけで大丈夫。ひとつのキューブでおおよそ2〜3人分のスープは作れると思います。
今回は手羽先と白菜、大根、にんじんの冬野菜のスープを作ってみました。
スープはブイヨンだけで、仕上げにほんの少しの塩で味を整えました。
ブイヨンのスープは、セロリの色なのか薄緑の野菜の色が出ています。野菜のうま味と甘さを感じさせるようなスープです。あっさりとしつつ、うま味の深みや味わいの重さもしっかりとあります。
野菜との相性が格段によく、葉物野菜からはとろけるようなおいしさがにじみ出ていました。煮込んでいないのに煮込んだようなおいしさのスープです。
一般の固形だしと同じようにかたまりが残らないよう、スープの際も最後まで溶かすとよいです。また固形だしはもともと塩が入っているので、塩やしょうゆの味つけはごく少量にしないと味が濃くなるのでご注意を。
そのほか、野菜炒めや大根の煮物、洋風おからなどいろいろと用いてみましたが、なかでもきのこ類との相性がよく、おいしく仕上がりました。おからもなかなかの美味。肉なども時間をかけて煮込むと、野菜のまろやかな味わいがしみて、格段においしく仕上がります。
これからの季節は、スープだけでなく、野菜の洋風鍋などにしてもいいですね。野菜だしの洗練された味を楽しむことができそうです。
アルチェネロ 有機野菜ブイヨン・キューブタイプ 100g 518円(税込)
文・写真/庄司真紀