お正月料理の代表「おせち料理」。毎年、楽しみに食べますね。でもちょっと気になるのがおせちのカロリー。おせちを食べ過ぎて、「あ~、お正月太りしちゃった!」と毎年後悔する人も多いのでは? そんな後悔をしないために、おせちのカロリーや太らない食べ方のコツを先に知っておきましょう! 管理栄養士の大越郷子先生に教えていただきました。
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おせち料理、それぞれのカロリーってどれくらい?
おせち料理はお重にいろんな料理が詰まっています。それらひとつひとつのカロリーの目安を知っておけば、調整しながら食べられて、お正月太りの心配もありません。管理栄養士の大越郷子先生は、自身のお料理教室でおせち料理の作り方も教えており、そのレシピをもとに、おせちの一品ずつのカロリーを教えてくれました。
「おせちはそもそも、日持ちさせるために味付けが濃くなっており、砂糖やしょうゆを多く使いがちです。なので食べ過ぎないように、一品ずつを少しつまむ程度に食べるのがおすすめです」(大越先生)
伊達巻き(1切れ分)・・108kcal
黒豆(1人分)・・・230kcal
栗きんとん(1人分)・・・259kcal
昆布巻き(サケ入り・2切れ分)・・・82kcal
田作り(1人分)・・・76kcal
菊花かぶ(1個分)・・・20kcal
ローストビーフ(薄め3~4切れ分)・・・195kcal
エビうま煮(1尾分)・・・32kcal
なます(1人分)・・・30kcal
お煮しめ(1人分)・・・135kcal
おせちの太らない食べ方のコツは?
「おせち料理は日持ちを考えて、少し味つけが濃い物が多くなりがちです。ただ、野菜や海藻などもたくさん使用していますので、まずは、そういったものをなるべく先に、食べるように心がけたり、お皿に取り分けていただくなど、工夫するといいでしょう。また、どうしても甘くておいしい伊達巻きや栗きんとん、ボリュームがあり豪華なローストビーフなど、好きなものばかりたくさん食べてしまいがち。おせち料理とあわせて、生野菜サラダなども準備しておき、それらも組み合わせて、食べるのがおすすめです」(大越先生)
イラスト/クロカワユカリ 文/FYTTE編集部