“酒は飲んでも飲まれるな”とよく言いますが、最近の私ときたらお酒に飲まれてばかり。そろそろ飲む量をセーブしていかないと、健康や美容にも響いてきそうです。そこで何か役立ちそうなアプリはないか調べてみたところ、「お酒適量」という計算アプリがヒットしました。これは厚生労働省の基準を参考にしたお酒の適量を算出するアプリ。実際にネット上でも、「カンタンな操作でお酒の適量がわかるので大変便利」「アプリのおかげで飲む量をセーブしやすくなった」「まさに酒飲みによる、酒飲みのためのアプリ」といった好評の声が。一体どのようなアプリなのでしょうか。
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操作方法は4つの項目を入力するだけ!?
アプリに入力する項目は大きく4つ。年齢・体重・身長・飲んだお酒の量を入力するだけで、アルコールのグラム数とコメントが表示されます。ただし同アプリは、あくまで適量かどうかの目安を計算するもの。アプリ内でも喚起されている通り、検出された結果は交通検問の参考にはならないので注意しましょう。
そんな注意事項を踏まえたところで、いざアプリを検証! 今日は友だちと飲みに行く予定があるので、実際に同アプリを使いながらお酒を楽しもうと思います。
まず1杯目は、生ビールの中ジョッキで乾杯。さっそくアプリにアルコール量を記入しようとしたのですが、どうやらビールの入力は「中ビン換算」のよう。このお店の中ジョッキは約350mlのようなので、アプリには「0.7本」と入力してみました。すると…。
アルコール量の合計が「14.0g」に変わり、画面中央には「このアルコールが身体から抜けるのは(個人差がありますが)標準的に2.6時間以上です」とコメントが。たった1杯の中ジョッキでも、アルコールが抜けるのに2時間以上かかるとは驚きです。
現時点ではまだ適量範囲だったため、2杯目にレモンサワーをチョイス。アプリには「焼酎1杯」と入力したところ、今度は合計のアルコール量が「14.0g」から「29.0g」へ。アルコールが抜ける時間に関しては「5.3時間以上」と検出されました。コメント欄に「厚労省基準で適量近辺」「ほろ酔い気分? でも、油断しないで」と書いてあるからには、そろそろお酒の量に気をつけなくてはなりません。
とはいえ飲みの席は大いに盛り上がり、ついおかわりの「レモンサワー」を注文。案の定アルコール量は「29.0g」から「44.0g」に増加し、アルコールが抜ける時間も「8.1時間以上」に! コメント欄にも「適量を超えています!」「歩くとふらつくかもしれません。気をつけて下さいよ」と注意喚起が載っています。今回はなんとか3杯目でセーブできましたが、アプリがなかったらもっと飲み続けていたかも。
パパっとお酒の適量がわかる同アプリ。お酒に飲まれやすいという人は、このアプリで1杯1杯冷静になってから注文したいもの。ぜひチェックしてみてくださいね。
<レート>
4.0(最大5/App Store/3月16日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:KOICHI KAMACHI
サイズ:11.2MB
互換性:iOS 9.1以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:英語
年齢:17+
頻繁/極度なアルコール、タバコ、ドラッグの使用または言及
Copyright:(C)蒲池孝一
文/矢野りさ