「動物性由来のものを一切食べないヴィーガンの人も食べられる即席カップめんがあった!」という理由で買ったわけではなく、「ヴィーガン」なのに「担担麺」ってどういうこと? なんだかパッケージがオシャレだし、税抜き190円っていうお手頃なお値段だし…という軽い好奇心で手にした「ヴィーガンヌードル」(ヤマダイ)。果たしてどんなお味なのでしょうか。
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肉や魚を食べない「ベジタリアン」と「ヴィーガン」はどう違うの? その答えは上の画像にも表れています。「ベジタリアン」は卵や牛乳といった乳製品はとりますが、「ヴィーガン」は卵や牛乳も摂取しません。
そんなイメージから、私などはすぐにダイエットと結び付けてしまい、このヌードルも、さぞかし低カロリーなのだろうなあと思ったのですが、1食222kcalなので、そこそこ食べ応えはありそうです。
といった先入観はさておき、まずは開けてみます。
カップの中にかやくを入れて、お湯をかけて4分ででき上がり。待っている間、液体スープはふたの上で温めておいて、あとから入れます。
これはやはり春雨スープのように、スルスルっと食べて終わりなのでは?と若干、不安に。
でき上がった麺はこのような感じです。細いながらなかなかコシがあって食べ応えがあります! 汁は、いわゆる担々麺の練りごま的なコクはないものの、ゴマの風味はありますし、ピリッとした辛さは侮れないものがあります。
「担々麺」にはつきもののひき肉の代わりはこちら。原材料名の欄には「粒状大豆たん白」とあります。念入りにかんでみましたが、味がしみていて大豆っぽさはありません。
栄養成分としては1食でたんぱく質が6.2g。この数値は1食分としては足りないので、ヴィーガンにちなみ、お豆腐を食べてたんぱく質を補いました。
ところで、どうして「ヴィーガン」という考え方があるのでしょうか。せっかくこの商品を手にとったので少し調べていくうちに、「ヴィーガンになる前に絶対コレを見て」という動画に行き当たりました。この動画を作ったダンテさんによると、「動物を苦しめない(自分がされて嫌なことはほかの生き物にもしない)ため」「環境のため」「健康のため」にヴィーガンを実践しているようです。
さて、わが家の小学生の子どもは、大の動物好き。また『ざんねんないきもの事典』(監修:今泉忠明 高橋書店)シリーズをこよなく愛し「人間の身勝手に動物たちは振り回されている!」としょっちゅう言っています。同時に「肉が大好き、マメ類は苦手」女子でもあります。
「人間が身勝手だと思うなら、動物を苦しめないようにっていう、こういう考え方もあるけど、どう思う?」と尋ねたところ、しばらく黙ったあと「うーん。どんな風に考えたらいいかわからないや」とうなっていました。そうだよねー。いい大人である私にだって、結論は下せません。
実践するかしないかの二択ではなくて、いろいろな食品から考える種をもらいながら、これからも生活していきたいと思います。(編集 まりりん)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。