思うようにやる気が出ない…そんなときに、シャキッと眠気とだるさを解消するのにおすすめのエクササイズを紹介します。上級編の今回は、やる気スイッチを押し、自律神経の乱れを整えるエクササイズ。ぜひ初級編、中級編と合わせてやってみてください。
Contents 目次
眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<1>
<1>正座の体勢から両腕を前に伸ばし、ひざの角度が直角になるようにお尻を持ち上げます。このとき、顔はまっすぐ床方向に向けます。腕のつけ根はなるべく床につくよう近づけましょう。
胸部、腕のつけ根、背中が、気持ちよくストレッチされている感覚をキープ。
<2>お尻を下ろしていき、脚につけて正座の型へ。上半身は前方に倒したまま、両手を重ねて前に伸ばすと、肩のつけ根がストレッチされます。
このストレッチは自分の体と相談しながら、ストレッチする部分に強弱をつけることによって、ムリなく血行促進ができ、体のだるさ解消になりますよ。
眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<2>
<1>右側に脚を出すように横座りをしたら、左手を体の外側で床につけます。
<2>息を吐きながら、右腕を体の前を通り弧を描くように、ゆっくりと持ち上げていきます。このとき同時にお尻(骨盤)も持ち上げていきましょう。
腕が肩の真上にきたときには、お尻(骨盤)も完全に持ち上げている状態になります。
右側のわき、わき腹、外ももが、気持ちよくストレッチされている感覚があるところで、キープしましょう。
<3>息を吸いながら、上げた右腕をうしろを通って回しながら下げていきます。同時に骨盤も下ろし、<1>の姿勢に戻りましょう。
この流れをほどよくくり返したら、手脚を入れ替えて反対側も同様に行ってください。
動きに慣れてきたら、呼吸と動きを連動させるようになめらかに動くと、より効果的なエクササイズができます。
眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<3>
さあ、最後にもうひとステップがんばりましょう!
<1>ひざを曲げて前屈します。両手は組み、左右の肩甲骨を離すようなイメージで背中を丸めて行いましょう。
<2>息を吐きながら右足を大きく前に出し、手のひらを外に返しながら、腕ごと上体を起こします。
<3>腕を上げ、上半身が上に伸びている感覚をキープ。左脚のつけ根が伸びている意識を持ちながら行うと効果的です。
<4>前に出した右脚、腕、上半身を<1>の体勢に戻します。
今度は左脚を大きく前に出し、同様の動きを行ってください。
エクササイズを行ううえで、呼吸を忘れず行うことがとても大切です。連休中、連休明けにぜひ続けて行ってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣