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最短で結果を出す手法
久しぶりにストレッチをすると体のかたさを実感することがありますよね。そんなときには、村山さんのストレッチメソッド「トップギアストレッチ」を試してみましょう。最速かつこれまでよりも柔軟性が高まること間違いナシです!
くびれをつくる体側部のストレッチ
体側部の腹斜筋をストレッチします。運動不足や猫背、長時間のデスクワークでこり、この部位がこりかたまると腰痛の原因にもなります。柔軟性を高めることで、ウエストのくびれ、腰痛の改善などが期待できます。
【脳科学 アプローチ】
(1)自然に上体を横に倒し、止まったところからスタート。
(2)ひじをもって横に体を倒すと同時に、それに抵抗して下に力をかけます(2秒抵抗)。
(3)体側部を脱力し、さらに横に引きます(2秒脱力)。体が真横に倒れるように意識します。前傾になると体側部ではなく、主に背中のストレッチになるので注意。
(4)(2)(3)を3回くり返したらあらためて上体を横に倒し、効果を確認します。 左右に倒して比べてみると、エクササイズの効果が実感できます。
【筋膜 アプローチ①】
この動きでは、ストレッチやマッサージなどに使えるポール状のアイテム「フォームローラー」を使います。スポーツ用品売り場や通販などで購入できますが、手元にない場合は、バスタオルを丸めたものでも代用可能です。
(1)ろっ骨と筋肉を引きはがすイメージで指の腹を使ってゆるめます。
(2)わきから腰骨までフォームローラーの位置を少しずつ変えながら体をあずけます。
【筋膜 アプローチ②】
(1)体側部にフォームローラーをあてがい、 胸側に体を倒します。
(2)背中側に体を倒します。わきから腰骨までフォームローラーの位置を変えながら行います (写真はわき)。
これまでストレッチで結果を感じられずに苦手意識をもっている人も多いかもしれません。トップギアストレッチはその点、結果をすぐに実感できるので、継続することも楽しくなります。毎日取り組めば1か月後には大きな差となって現れるでしょう。
次は内もも(内転筋群)のストレッチをご紹介! ふだん伸ばすことのない太もも内側の柔軟性を高めて、むくみをとり除き、脚のラインを整えます。