年齢と共に、セルライトも目立ちやすくなるのが太もも。バレエダンサーの武田亜希子さんによると、太もものセルライトは、皮下脂肪と冷えや老廃物の蓄積が原因。しかも、お腹や背中の皮下脂肪と比べても、最も落としにくい脂肪だといいます。いちばんよいのは、セルライト化してしまう前の肉質を、しっかり燃焼させて改善していくこと! ガンコな脂肪になる前に、今すぐエクササイズを始めましょう!
Contents 目次
太ももの皮下脂肪エクササイズ ステップ<1>
まずは、太ももにある大きな筋肉「大腿四頭筋」を鍛えて、ひざ上の余分な脂肪をすっきりさせるエクササイズから始めていきましょう。
<1>あお向けに寝たら、右脚のひざを曲げて上半身になるべく寄せます。つま先の力は抜きましょう。
<2>右ひざをまっすぐ伸ばします。床から少し上げたギリギリの高さの所で伸ばしましょう。太ももの筋肉をしっかり使っている感覚があることがポイントです。
元の姿勢に戻り10回程度行ったら、左脚も同様にくり返して行ってください。
太ももの皮下脂肪エクササイズ ステップ<2>
裏ももからお尻、お尻の下まですっきり脂肪燃焼に効果的なエクササイズです。
<1>床に両手と両ひざをついたら、右脚のひざを少し曲げて浮かせます。目線は床へ。
<2>息を吐きながら、ひざを曲げたまま右脚を高く上げます。このとき、上半身がブレないようにお腹に力を入れて、少し勢いをつけて上げると◎。
上げる→下ろすを10回くり返しましょう。左脚も同様に行ってください。
とくにお尻~お尻の下がしっかり使えている感覚があると、効果的なエクササイズができています。
動きに慣れてきたらリズミカルに高く上げることを意識し、回数をどんどん増やしていきましょう。
太ももの皮下脂肪エクササイズ ステップ<3>
最後は、内ももの脂肪をしっかり燃焼させながら、太もも全体をバランスよく鍛えるエクササイズです。壁に手を添えて体を支えながら行いましょう。
<1>右手を壁に添えて両足は肩幅程度に開き、左脚はひざを伸ばして上げます。つま先は、かかとを直角に折りましょう。
<2><1>の姿勢のまま、脚をクロスさせるように体の中心に向かって振ります。ひざは伸ばしたままで、内もも、かかとから中心に寄せるように動いてクロスさせて。
<3><1>の姿勢に戻ったら、同様の動きをリズミカルに10回程くり返しましょう。終わったら、手脚を入れ替えて右脚も同様の動きを行ってください。
この動きで注意して欲しいのは骨盤。
脚を振る勢いで骨盤までついてきてしまい、体がゆがんでしまいがち。骨盤が動かないようにお腹をしっかり引き締めて、姿勢をまっすぐに整えて行うのがポイントです。
簡単に落ちない脂肪だからこそ、成果が表れたときはよろこびも倍! ぜひ続けてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣