人にはなかなか言えないけれど、自分のバストに自信がない人、コンプレックスに感じている人は少なくありませんよね。バストのサイズが小さい、大きいという悩みもあると思いますが、目指したいのは形が整っている美胸! 理想の美バストを作るためのエクササイズを、心と体のパーソナルトレーナー・日高靖夫先生に教えていただきました。
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道具を使って行う、背中を鍛えるエクササイズ
美しいバストを手に入れようとして、ベンチプレスなどを行ない胸の筋肉を鍛えると、気づいたら四角い胸になっているということも…。四角い胸は、女性らしい丸みのある「美バスト」とは言えませんよね。では、どのようなエクササイズを行えば、女性らしいお椀型のきれいな美バストを作れるのでしょうか。日高先生、教えてください!
「きれいなバスト作りには、胸を引き上げる必要があります。それには、胸を鍛えるのではなく、背中をトレーニングすることが大事です。今回は、バスタオルと楽体(らくだ)をトレニーニングに使用して背中を鍛えます。
背中を鍛えることで、年齢と共にたるんできた背中のぜい肉を引き締めてくれます。また、正しい姿勢を維持できるようになります。薄い胸やたれた胸のバストアップにもなり、胸の形がきれいになるので、美バスト目指して背中のトレーニングをやってみてくださいね」(日高先生)
レベル1に慣れてきたら、レベル1〜2、レベル1と2が慣れてきたら、レベル1〜3までを通して行いましょう。レベル2と3は、1と比べてトレーニングのハードルが高いので、徐々にステップアップしていきましょう。
<動画でくわしく動きをチェック!>
【レベル1】 タオルストレッチ (1分)
胸を開くエクササイズです。
<用意するもの>
・バスタオル1枚
バスタオルを縦半分に折り曲げて、クルクル巻く。
床にあお向けに寝て、クルクル巻いたバスタオルを、みぞおちの下に入れる。両手は軽く開いて、頭、お尻を床につける。お腹を伸ばして胸を張り、1分間ストレッチする。
<Point>
ストレッチ中は、鼻から息を吸って口から吐きます。息を吐くときは、細く長く吐きましょう。
【レベル2】バタフライ (20回)
胸を開き、肩甲骨を寄せるエクササイズです。
<使うもの>
・楽体(らくだ)
もしくは、家にあるストッキングで代用可能
<1>楽体(らくだ)、もしくはストッキングの両端を持ち、両手を広げた状態で楽体を背中側に持っていく。肩のラインの位置で持つのがGood。
<2>肩甲骨が中央に寄るように、両手を後方に引き寄せる。フッ、フッと呼吸とリズムを合わせながら20回。
<Point>
蝶々が羽ばたく姿をイメージして行いましょう。
【レベル3】 ローイング (5秒×10回)
レベル3は、背中の筋肉を使うエクササイズです。
<1>立ったまま前傾姿勢になり、右足を前、左足をうしろにして足を床につける。このとき左足のかかとは持ち上げる。
楽体(らくだ)、もしくはストッキングの両端を手で持ち、中央を右足で踏んで動かないように押さえる。
<2>両手に持った楽体(らくだ)やストッキングを、胸の高さまで引き上げて胸を張り、そのまま5秒静止。これを10回くり返す。
<Point>
楽体(らくだ)やストッキングを引き上げるときは、ひじから引き上げるようにして、肩甲骨を寄せましょう。
年齢を感じさせない、美バストキープのためにもぜひチャレンジしてみてくださいね!
撮影/山上忠 動画/しぶちこ モデル/古谷 未寿城(アトリー) ヘアメイク/斉藤節子 文/マルヤマミエコ