トレイルランニングとは、舗装されていない山などの道を走るランニングのこと。
自然の中を駆け巡るこの"トレラン"が今、ブームになっているんです!
フルマラソンの経験者達が新しい刺激を求めて山に向かうことが多いようなのですが、私も1週間後に控えたサハラマラソンが砂丘や崖のコースとなっているので、出発前にその経験しておきたい!と「青梅高水山トレイルラン」15kmの部にチャレンジしてきました!
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はじめてのトレランデビュー☆
私が走ったのは、「青梅高水山トレイルラン」という大会。今年で19回目を迎え、新宿から約90分で到着するアクセスの良さや、東京とは思えないような自然が味わえると、毎年人気の大会だそうです。電車から降りたら緑豊かな自然と、気持ち良い空気が迎え入れてくれます。
フルマラソンと違って必携の持ち物が決められていることが多いトレイルランニングの大会。この日も手袋と500ml以上の飲料水を携帯することが義務付けされていました。
スタート!からいきなり急な登りが続きます
さぁいよいよ大会スタート!と走り出したのはいいものの、いきなり急な登り道。舗装されていない箇所や道が狭くなっているところが続くので、列を作って順番を守りながら安全に登ります。これは速さを得意としない私にはむしろありがたい時間です。息は切れますが、空気がひんやり澄んでいて気持ちが良い!マイナスイオンをたっぷり吸い込んで目の前の景色を楽しみます。
トレランの難しさ
登りがひと段落したようで、下りの道にでました。「下りならスピードを出して走れる!」…と思っていた私が甘かったです。急な斜度の下りは、スピードを出してしまうと自分で止まることができなくなって、しかも木の根っこや土のデコボコがあるので、転ぶのが怖くてなかなか思うように走れません! なんと言っても私は3日後にサハラマラソンに出発するのですからケガなんてできません!(じゃぁなんで出場した?!)
そして長い下りが続いたころに気が付いてしまいました。(登った距離よりも下っている…)と。そう、それはすなわち、折り返しのこのコースだとこの後長~い登りが待っているということ。村の方の声援を励みに急な登り道に突入です!
ハイキングでも避けたい様な急な斜面を、ロープを使って必死に這い上がるように登っていきます。はじめてランニングの大会でロープを使いました。く、くるしい。。。
気持ち良くて苦しくて爽快で楽しい!
ようやく苦しかった登りが終わって最後の下りです。後ろから30kmの部に出場していたエリートランナー達がビュンビュンと私たち15kmの後方グループを追い抜いていきます。上級者のランナーは私がびくびくとゆっくり降りている同じ山道を、まるで野生動物のように、走るというよりむしろ飛び跳ねるように去っていきます。あんな風に走れたら気持ちが良いんだろうな~! でもまだ怖いので私はゆっくりと。。。
そして辿り着いたゴールで無事トレランデビューが終了。自然の中を走る気持ち良さ、それゆえの苦しさを堪能しました。舗装されていない道なので常に刺激的で飽きが来ないのもトレランの良さかもしれませんね!
フルマラソンの次のステップにも、自然が好きな人にも、速さを求めたくない人もおすすめのトレイルラン。
これは私も今後ハマっていく予感がします◎