体が重くて動けないときは、無理せずウォーキング

Martyさんは、もともと54kgとスリムな体型でしたが、ライフスタイルや食生活の変化でやせては太り、太ってはやせて、をくり返してきたそうです。

「初めて大幅に太ったのが高校2年生のカナダ留学のとき。帰国後、食生活が変わったので少しやせましたが、大学生になり一人暮らしを始めて炭水化物中心の食生活を送っていたら72kgに。当時付き合ってた彼氏より重いことに焦りを感じ、ようやくダイエットを始めて60㎏まで減らしたけれど、24歳のときに結婚した気の緩みから、好きなものを好きなだけ食べる生活に。気がついたら26歳のときには90kg近くになっていました」

ダイエットを決意し、食事面を見直すとともに取り入れたのが有酸素運動です。

「太っていると体が動かないし、股ずれもひどいんです。だから、まず食事制限で10㎏落とし、それからウォーキングを始めました。1か月で10kgも減ったんです」

もともと体を動かすのが好きなMartyさん。体重が減り、弾みがついたタイミングで、運動強度を上げるためにウォーキングに軽いジョギングを加えます。

「歩けるようになって、体が軽くなってきたら”ちょっと走ってみようかな”って思い立ちました。初めは歩いたほうが早いくらいのゆるゆるした速度でしたが、“まずは次の電柱まで走ってみよう、それができたら翌日はその先の電柱まで走ろう……！”といった感じで、少しずつ距離を延ばしました。すると1か月で体重が7kg減り、そのおかげで走りやすくなり、気がついたら10～20kmくらいは平気で走れるようになっていました」

10km以上の距離を走るのは簡単なことではありませんが、Martyさんは、それを週5日ほど続けていたそうですから驚きです。これも「必ずやる！」と決めて、毎日のルーティンにしたことが大きかったようです。
食事を見直し、運動を続けた結果、ダイエット開始後、わずか1年半で体重は40kgもダウンし、50㎏になっていました。

ワンランク上のボディになるには筋トレが不可欠！

ジョギングで体重は落ちても、筋肉がないためか二の腕やおなかがぷにぷにとして締まりのない体になっていると気づいたMartyさんは、薄着になると気になるおなか周りや二の腕を引き締めるため、筋トレも組み込みます。

「どこが細いとやせて見えるかを研究し、その部分を集中的に鍛えました。二の腕や腹筋など目に見えてわかりやすいところから引き締めると、モチベーションが高まり、さらに筋トレに力が入るので、おすすめですよ。筋トレを続けた結果、ウエストは76cmから59cm、二の腕は31cmから22cmになりました！」

今は、トレーナーのアドバイスを取り入れながら、引き締めたい部位に合わせて自重・ダンベル・ウエイトマシーンを使った筋トレをしたあとに、トレッドミルなどで30分のウォーキング（有酸素運動）をしているそうです。

筋力をつけたおかげで立ち姿もきれいになり、大好きなケーキやチョコレートを食べてもすぐには太らない体になれたそう。キレイに健康的にやせるには、運動が不可欠ですね。

あこがれの体型の海外セレブの写真を部屋に貼り、イメトレしながら運動したことも大きかったようです。今後のニュースでは、Martyさんのダイエットの最大の成功要因・メンタル面の整え方についてお伝えしていきます。