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ひざ周りをキュッと引き締めて、しなやかな脚を手に入れる! エクササイズ&ストレッチ
体を引き締めたい、脂肪を落としたい、健康的な体になりたい。いろんなトレーニングをしなくてもすべて解決。「ラグリーフィットネス」なら、5つの要素(有酸素性と持久性、体幹、バランス、柔軟性)で効率的、効果的なトレーニングを実現できます。9月は「美脚エクササイズ」をKanaさんに教えてもらいます!
Contents 目次
引き締まった美しいひざ周りを作る「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」
皆さんの脚は、どんな脚でしょうか? 脚を出したときに、たるたるとしたお肉がひざ上にあり、脚を出したくないなと思ったり、見せられない、なんて思った経験がある人もいらっしゃるかもしれません。
今回は、ラグリーフィットネスのエクササイズを通じて、鍛えながらも、しなやかな脚を手に入れる方法をご紹介していきます。
そもそも、なぜひざ上にお肉がのってしまうのでしょうか。それは、ひざ周辺の肉、太ももの前側の筋肉の衰えが原因です。
筋肉の上についている脂肪がゆるみ、支える筋肉がなくなってしまうと、たるみとなって現れてきます。たるませないためには、「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」を鍛えていくことが必要です。
大腿四頭筋は、「大腿直筋(だいたいちょくきん)」「外側広筋(がいそくこうきん)」「内側広筋(ないそくこうきん)」「中間広筋(ちゅうかんこうきん)」という4つの筋肉で構成されており、脚のつけ根からひざのお皿を通して脛骨(すねの骨)までついています。ひざの関節を支える役割を持っているため、大腿四頭筋が弱くなると「ひざの痛み」の原因にもなる可能性も出てきます。
また大腿四頭筋は、体の筋肉の中でも最も大きな割合を占める、筋肉群です。そもそも筋肉は、日常動作のサポートに加えて体温を作る働きがあるため、常にエネルギーを消費しています。よって、大腿四頭筋が鍛えられると、基礎代謝もアップし、血流がよくなったり、むくみを解消したりすることにもつながります。
しなやかな脚をつくる「腸腰筋(ちょうようきん)」
また、しなやかで引き締まった脚を作るために必要なことは、もうひとつあります。
それは『ゆるめる』こと。
特に、股関節をゆるませて、正しく使えるようにすることが必要です。
ふだんからずるずるペタペタ歩いたり、階段をのぼるときに前ももが疲れる…。こんなことに身の覚えがある人は、股関節が硬く、正しく使えていない状態かもしれません。
股関節は、日常生活でしっかり動かす機会がないと、すぐに血流が悪くなり、筋肉が硬く縮こまっていきます。例えば、デスクワークで座りっぱなし、というような状態は体にとって大きな負担になるため、定期的に体を動かすということがとても大切です。
股関節をゆるめるために必要なのは、硬く縮まってしまった筋肉を伸ばして広げていくこと。そこでポイントとなるのは、「腸腰筋(ちょうようきん)」です。
腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ重要な筋肉群で、腰筋(大腰筋+小腰筋)と腸骨筋から構成されています。これらの筋肉を同時に使うことで、股関節を縮めたり動かしたりすることができます。
また、歩行などの日々の生活の中で動作を行うときに大きな役割を担っているため、快適に動かせるようになるためには、柔軟である必要があります。股関節(腸腰筋)が縮まってしまうと腰も正常な位置に保てなくなるため、腰痛を引き起こす場合もあります。
よって、腸腰筋を伸ばしていくと、腰痛予防や正しい姿勢づくり、歩きやすさなども手に入れることができます。体にとってよいことがたくさん起きるんですよ。
次のページで動画解説つき、エクササイズをご紹介します。