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【ダイエットチョイス!】ろっ骨を引っ込めることはできますか?~EICO式ダイエットのコツ(98)~
Contents 目次
グッドチョイスはA「できる」です!
【ろっ骨を引っ込めるポイント】
ろっ骨を引っ込めることはできるかと言われれば、できます。
日本人はろっ骨の下部が開いている人が多く、すぼまっていないため、くびれができにくく、アンダーバストも太めです。そうなってしまう最大の理由は呼吸が浅いこと。
ろっ骨が開いていてくびれができにくいと思う人は、次の3点をチェックしてみましょう。
☑猫背
☑デスクワークなどで上半身を動かさない
☑リラックスしているとき口が開いている(口呼吸)
どれかに該当した場合、肺や横隔膜を十分に動かせておらず、浅い呼吸になっている可能性があります。ろっ骨の周りには、ろっ間筋という筋肉があるのですが、そこを使えていないのです。
呼吸が浅いかどうかは、鏡を見ながらの深呼吸でもチェックできます。息を鼻から吸ったときに思いっきり肩が上がる人はろっ間筋や横隔膜がうまく使えていない証拠です。
ほかには「反り腰」が原因の場合も! 反り腰になっていると、腹直筋(お腹の真ん中の筋肉)が使えず、ゆるむため、ろっ骨が前に突き出してしまいます。反り腰かどうかは壁にかかとをつけて立ち、壁と腰の間にこぶしが入るかどうかを見ます。入れば反り腰、手のひらがまったく入らないなら後傾で猫背ぎみ。猫の手くらいのすき間ができるのが理想です。
前に出てしまったろっ骨を引っ込めるには、ドローイングがオススメです。鼻から吸って口から長く息を吐き、お腹をぺたんこにします。こうすることで横隔膜が上下に動きます。また、ウエストニッパーなどの補正下着やさらしなどでろっ骨下部をしめるという方法も! 呼吸法と補整下着を併用すると結果が早く出ると思います。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ