CATEGORY : フィットネス |モチベーション(メンタル)
何か始めたいと思ったときに、まずやるべきは「2種類のやる気」の使い分け。
皆さんが思う健康って、どんな状態ですか。人それぞれもちろん違うと思いますが、私は、肉体的にも、精神的にも元気にいられること、でしょうか。年を取っても健康でいたいものです。しかし、日々の生活に追われ、食事、睡眠、運動、とどれをとっても不十分なように感じます。いつも年の初めに今年こそは運動するぞー!と思っても、なかなか続けられず、気がつけば半年たっている、なんていうのが現状です。
Contents 目次
やる気の種類は2つある
例えば、年初めに強い気持ちで運動することを誓っても、1か月後に気がつけば部屋の隅にトレーニング器具がホコリをかぶっている…。最初のやる気(大)と1か月後のやる気(小)では、エネルギーに差があります。
そう、この行動を起こすための「やる気」には2種類あるのです。
「テンション」と「モチベーション」です。
「テンション」は短期的な短い期間にエネルギーを完了するものに効果的です。反対に「モチベーション」は長期的な目標を達成するために必要になってきます。この2種類の「やる気」をうまく使いこなすことが重要です。
テンションについて
ではここでワークをしましょう。
今までに「テンション」だったものはどんなものがありますか?
例 テンション
1.部屋の模様替え (〇)
2.英語の勉強 (×)
1の部屋の模様替えは、私の場合「午前中でやっちゃおう!」と勢いでします。
行き当たりばったりで、計画性もなくその日のノリですね。瞬間的に出ているエネルギーなので、テンションで完了し効果をあげられます。しかし、2の英語の勉強は今までに何度となくチャレンジしてきましたが続きません。勉強しようと英会話教室に行き、たくさん教材を買い込んでも、お蔵入り。勉強を始めた最初の「やりたい」気持ちは行動を上回っていますが、だんだんと薄れ「やらなければいけない」気持ちに変わってきた時に、行動できなくなってきます。これはテンションだけで始めた私の失敗です。
例
1.やる気<行動 〇 「やりたい」気持ちが行動を上回っている。
行動できている状態。
2.やる気>行動 × 「やらなければいけない」気持ちに変化してくる。
行動が止まりがちになる状態。
テンションは何かを始める時に必要なエネルギーです。これは火をつける時の着火剤のようなもの。そして、火を燃やし続けるには材料が必要です。これがモチベーションというわけです。では、モチベーションを維持するための、燃やし続ける材料って、何でしょうか?
モチベーションの材料は?
例 モチベーション 1.旅行、ヨガ等
私は旅行が大好きです!
(1)行きたい場所を考える(ワクワク)→(2)お金を貯める→(3)旅行する(楽しい。また旅行したい)→(1)行きたい場所を考える・・・とこんな感じでずっと続いています。
どうして続くのか?
それは、感情(ワクワク、楽しいなど)を感じているから。
この感情がポイントです!
このようにプラスをイメージする感情で行動する場合もあるし、反対にマイナスをイメージする感情で動く時もあります。例えば「悔しい」「ムカつく」がきっかけで行動する場合もあります。アクションを起こす最初のきっかけは、どんな感情でも着火剤になります。
しかし、もっとも大事なことは、最終的な「なりたい自分」になるために、モチベーションを育て、感情を入れ込んだ設定をすることがポイントです。そして、それは幸せにつながることに意味があるのです。行動し続けるために必要だったのは、この心の反応に気づきプラスの感情が出てくることなのです。
動き出すきっかけはどんな感情でも良いのですが、モチベーションを育てるには、プラスの感情を伴うことがカギです。
楽しいこと、面白いことはまたしてみたい。「もっともっと」という気持ちが、突き進む原動力になるのです。
モチベーションの設定方法は?
では、健康維持のためにモチベーションを保つ秘訣は?
1. どれぐらいそれをしたいか。なりたい自分を明確にする。
2. そして現実的に数値化(○○%)して、把握する。
健康でいたい!と思っても、漠然とした思いは気持ちを貫くのは難しいです。どれぐらいの思いでしょうか。私の場合、当たり前の日常に健康に対しての優先順位が低かったことに気がつきました。〇〇%したいかを書き出してみると、より具体的に自分を把握することができますよ。
健康維持のためのポイントは
(1)どれぐらいそうしたいのかを明確に把握し、数値化してみる。
(2)やる気を持続させるために、感情を交えた行動の目標を設定する。
例えば
・毎日ウォーキングするのが楽しい。
・1か月に一度の山登りは、満足感を得られる。
自分で楽しさを作り出せる人は、目標達成しやすい人です!
健康維持のために、ぜひ一歩を踏み出してみてください。