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眠れない夜に効く! 肩と骨盤周りをほぐす就寝前の脱力ストレッチ
Contents 目次
寝つきがよくなる「骨盤を開く脱力ストレッチ」
「骨盤は、自律神経の働きによって1日の周期で開閉をしています」と、八木さん。
「日中、仕事で考えごとをしているときなどは交感神経(緊張モード)が優位になり、骨盤は閉じています。そして、夜、寝る時間に向けて副交感神経(リラックスモード)が優位になっていくと骨盤が開き、眠りに入ります。
ベッドに入ったのに、今日のできごと、明日やらなければいけないことが頭をめぐって、眠れないことはないでしょうか。そうすると交感神経が働いて骨盤が開いていかないので、なかなか寝つけなくなります」
寝つきをよくするには、骨盤周りの緊張をほぐすストレッチをするとよいそう。
「眠れないときは、骨盤を開く脱力ストレッチでリラックスしましょう。副交感神経が働き、眠りに入りやすくなります」
やり方は、こちら!
《やり方》
仰向けに寝ます。左右の足裏を合わせ、脚でひし形をつくります。
腕は自然に伸ばしてリラックス。
完全に脱力をして、心地よく感じるまでキープして。脚の重みで骨盤がだんだん開いていきます。
<さらに骨盤周りのストレッチ効果を上げるには…>
足の位置をお尻に近づけるほど、負荷が上がります。自分が一番心地よく感じるところはどこか、足を動かして探してみて。呼吸は自然でOK。脱力してリラックスしましょう。
グイグイと自分で力を入れて伸ばすのではなく、体の重みでストレッチするのがポイント。かたくなった筋肉をほぐして寝れば、翌朝スッキリと起きられます。なかなか寝つけない夜に、試してみて。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/掛川ゆり