立ちっぱなし、座りっぱなしの日の夕方、ヒールの高い靴やブーツを履いた日、脚はパンパンにむくみがちです。だるさや重さも感じますし、脚のメリハリも失われて本来のラインよりも太く見えてしまうので、むくんだ脚を見ると気分まで沈んでしまいますよね。そこで、本来のレッグラインを取り戻し、だるさや重さも解消するストレッチを紹介します。
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筋肉を収縮・弛緩させて、血液のめぐりをサポート
今回紹介するのは、静止ポーズの静的ストレッチにプラスして、動きをともなう「動的ストレッチ」。血液の循環を促す効果が高いストレッチです。血液のめぐりが悪くなると、染み出した血液内の液体が血管に戻りにくくなり、特に心臓から遠く、重力の影響も受けやすいふくらはぎや足はむくみやすくなるのです。血液のめぐりを助けてくれるのが筋肉。
動的ストレッチによって筋肉を収縮・弛緩させることで、下半身の血液は心臓に戻りやすくなり、染み出ていた水分も血管に戻っていきます。すると、むくみやむくみにともなうだるさも解消されていくのです。では、さっそく始めましょう。
デスクワークの合間にもできるふくらはぎストレッチ
【1】
イスに浅く腰をかけます。イスの脚の位置あたりまで左足を引き、両手を左太ももの上で重ねます。左足のかかとは浮かせずに。
【2】
両手を左ひざの上に当て、上体を前に倒しながら両手でひざを押していきます。床に向かって押していき、押していく力を利用してふくらはぎを伸ばします。
このときも左足のかかとは浮かせないように注意。ラクに呼吸をしながら10~20秒静止したら、1に戻って反対側も同様に。これを3セット。
続いては、ひざ下のめぐりを改善するストレッチ法です。