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寝る前10分! 忙しさに慣れてしまった体に! ツラい疲れをリセットする「疲労回復ストレッチ」3つ
12月も半ばを過ぎると、年末に向けた忙しさ・慌ただしさにも、ピークに。一方で体と心はどこか慣れてきてしまっているかもしれません。がんばり続けて年末年始バタンキューとならないように、疲れはこまめにリセットすることが大切です。今回はヨガインストラクターの高木沙織さんに「疲れがたまりやすいパーツの簡単ストレッチ」を教えてもらいました。
Contents 目次
たまった疲れをリセットする「疲労回復ストレッチ」
こんにちは!
ライターでヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“ツラい疲れをリセットする”疲労回復ストレッチ。
12月も半ばを過ぎると、年末に向けた忙しさ・慌ただしさにも、どこか慣れてきてしまっているかもしれません。ですが、それは疲労が蓄積した状態に、心身が慣れてしまっているということです。
年末年始にお出かけの予定がある人、自宅でゆっくり過ごす人、はたまたお仕事の人も、がんばり続けて電池切れ…になってしまうのは避けたいところですよね。
そのためにも、疲れはこまめにケアしてあげることがおすすめです。
ここからは、体の中でもとくに疲れがたまりやすいパーツの“簡単な”ストレッチ方法を3つご紹介していきます。
【ストレッチのやり方】
●ストレッチ1
1.ラクな姿勢で座り、両腕を背中側にまわします。手で、それぞれのひじをつかみます。もし、ひじをつかむのが難しい場合は、手首をつかんでもOKです。左右の肩甲骨をグッと中央に寄せて、胸を開きます。
2.頭を左側に倒しましょう。肩は軽く下げて、力を抜きます。
3.今度は頭を前~右~うしろと、円を描くようにまわして、首のストレッチをします。ゆっくり呼吸をしながら、右回り・左回りをそれぞれ5~10回ほど行います。
ゆるめる場所:首~肩のライン
5kgほどある頭を支える首や肩の筋肉は、非常にこりやすいです。また、現代人に多い猫背の姿勢(あごを前に突き出して、背中を丸めた姿勢)は、首~肩の筋肉にさらなる負担をかけてしまいます。
さらに、心的ストレスがたまっていると、これらの部位のこり、張りとなってあらわれることもあると言われているので、ストレッチで筋肉をゆるめて、血流を促してあげましょう。
●ストレッチ2
1.背中の下に、クッションや丸めたブランケットなどを置いて、あお向けになります。ひざを立てたら、足は腰幅程度に開きましょう。腕は体の横におろし、手のひらは上に向けます。
2.【息を吸いながら】両腕を頭上に持ち上げます~【息を吐きながら】両腕を1の位置におろします。腕は床の上におろしたまま、上下に“スライド”させる動きをします。呼吸に合わせて、5回行います。
ゆるめる場所:胸の周辺
猫背の姿勢が続くと、呼吸と関係する筋肉が縮まってこり固まってしまいます。すると、呼吸が浅く・早くなるばかりか、目線も下がって、気持ちが沈みがちに。
一方で、ストレッチによってこの部分の筋肉がゆるむと、呼吸機能が高まって、気持ちが前向きに切り替わるばかりか、睡眠の質が向上することから、疲労回復効果にも期待できるでしょう。
●ストレッチ3
1.うつ伏せになります。あごは床につけ、足はそろえておきましょう。
2.左ひざを曲げたら、左手で足の甲を持ち、かかとをお尻に引き寄せます。呼吸を5回くり返したら、反対側も同様に行います。
余裕がある人は、ひざを床から浮かせてストレッチを深めてもいいでしょう。
ゆるめる場所:太もも・股関節周辺
イスに座ったまま長時間過ごすと、股関節は屈曲して(曲がって)、太ももの筋肉はほぼ使われない状態が続きます。その結果、下半身の血流が悪くなったり、腰に負担がかかったりすることもあります。ストレッチ3は、足の冷えや、腰痛が気になる人にもおすすめです。
以上、疲労が蓄積しがちなパーツのストレッチ方法をご紹介しました。
「今日は疲れたな…」と感じる夜に10分、ぜひ試してみてくださいね。
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン