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CATEGORY : フィットネス |ストレッチ

寝る前10分! 忙しさに慣れてしまった体に! ツラい疲れをリセットする「疲労回復ストレッチ」3つ

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うつ伏せで左足を持ち上げてストレッチ

12月も半ばを過ぎると、年末に向けた忙しさ・慌ただしさにも、ピークに。一方で体と心はどこか慣れてきてしまっているかもしれません。がんばり続けて年末年始バタンキューとならないように、疲れはこまめにリセットすることが大切です。今回はヨガインストラクターの高木沙織さんに「疲れがたまりやすいパーツの簡単ストレッチ」を教えてもらいました。

監修 : 高木 沙織

ライター・ヨガインストラクター。「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、スーパーフードエキスパートや雑穀マイスター、発酵食品ソムリエの資格を生かした料理・レシピ開発。運動では、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したパワーヨガの資格を有し、これまでに4,000本以上の記事執筆を行う。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。コラムのほかにも、WEB小説やエッセイなど連載多数。
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Contents 目次

たまった疲れをリセットする「疲労回復ストレッチ」

こんにちは!
ライターでヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“ツラい疲れをリセットする”疲労回復ストレッチ。

12月も半ばを過ぎると、年末に向けた忙しさ・慌ただしさにも、どこか慣れてきてしまっているかもしれません。ですが、それは疲労が蓄積した状態に、心身が慣れてしまっているということです。

年末年始にお出かけの予定がある人、自宅でゆっくり過ごす人、はたまたお仕事の人も、がんばり続けて電池切れ…になってしまうのは避けたいところですよね。

そのためにも、疲れはこまめにケアしてあげることがおすすめです。

ここからは、体の中でもとくに疲れがたまりやすいパーツの“簡単な”ストレッチ方法を3つご紹介していきます。

【ストレッチのやり方】

ストレッチ1

あぐら姿勢で両腕をうしろにまわし、ひじをつかむ

1.ラクな姿勢で座り、両腕を背中側にまわします。手で、それぞれのひじをつかみます。もし、ひじをつかむのが難しい場合は、手首をつかんでもOKです。左右の肩甲骨をグッと中央に寄せて、胸を開きます。

あぐら姿勢で頭を左側に倒す

2.頭を左側に倒しましょう。肩は軽く下げて、力を抜きます。

あぐら姿勢で頭を下、上に回す

3.今度は頭を前~右~うしろと、円を描くようにまわして、首のストレッチをします。ゆっくり呼吸をしながら、右回り・左回りをそれぞれ5~10回ほど行います。

ゆるめる場所:首~肩のライン
5kgほどある頭を支える首や肩の筋肉は、非常にこりやすいです。また、現代人に多い猫背の姿勢(あごを前に突き出して、背中を丸めた姿勢)は、首~肩の筋肉にさらなる負担をかけてしまいます。
さらに、心的ストレスがたまっていると、これらの部位のこり、張りとなってあらわれることもあると言われているので、ストレッチで筋肉をゆるめて、血流を促してあげましょう。

●ストレッチ2

背中の下にクッションを置いて、あお向けになる

1.背中の下に、クッションや丸めたブランケットなどを置いて、あお向けになります。ひざを立てたら、足は腰幅程度に開きましょう。腕は体の横におろし、手のひらは上に向けます。

あお向けの姿勢で両腕を頭上に持ち上げる

2.【息を吸いながら】両腕を頭上に持ち上げます~【息を吐きながら】両腕を1の位置におろします。腕は床の上におろしたまま、上下に“スライド”させる動きをします。呼吸に合わせて、5回行います。

ゆるめる場所:胸の周辺
猫背の姿勢が続くと、呼吸と関係する筋肉が縮まってこり固まってしまいます。すると、呼吸が浅く・早くなるばかりか、目線も下がって、気持ちが沈みがちに。
一方で、ストレッチによってこの部分の筋肉がゆるむと、呼吸機能が高まって、気持ちが前向きに切り替わるばかりか、睡眠の質が向上することから、疲労回復効果にも期待できるでしょう。

●ストレッチ3

うつ伏せになる

1.うつ伏せになります。あごは床につけ、足はそろえておきましょう。

うつ伏せで左ひざを曲げたら左足の甲を持つ

2.左ひざを曲げたら、左手で足の甲を持ち、かかとをお尻に引き寄せます。呼吸を5回くり返したら、反対側も同様に行います。

ひざを床から浮かせてストレッチを深める

余裕がある人は、ひざを床から浮かせてストレッチを深めてもいいでしょう。

ゆるめる場所:太もも・股関節周辺
イスに座ったまま長時間過ごすと、股関節は屈曲して(曲がって)、太ももの筋肉はほぼ使われない状態が続きます。その結果、下半身の血流が悪くなったり、腰に負担がかかったりすることもあります。ストレッチ3は、足の冷えや、腰痛が気になる人にもおすすめです。

以上、疲労が蓄積しがちなパーツのストレッチ方法をご紹介しました。
「今日は疲れたな…」と感じる夜に10分、ぜひ試してみてくださいね。

*写真は本人によるもの

 

【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン

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