CATEGORY : フィットネス |ストレッチ
「Fan!Fun!FYTTEボディメイク部①」じんわりほぐして血流促進、筋トレにもなる! 股関節ストレッチ
まだまだ寒さが残る季節。気温が低いと姿勢も筋肉も縮こまりがちです。ストレッチでかたくなった体をほぐして、血流&代謝アップを目指しましょう! FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTT」主宰の2月ボディメイク部はマヤンヨガセラピストの東丸あゆみ先生に、「ほぐして、伸ばして、鍛える! 体の中からやせ体質になる代謝アップストレッチ」をテーマに、じんわり筋トレにもなる夜にぴったりのストレッチを4回にわたり教えていただきます。今回は2月9日開催の第1回ボディメイク部より、股関節まわりにアプローチするストレッチをお伝えします!
Contents 目次
筋トレ要素をとり入れたストレッチで股関節まわりにアプローチ
「今回は、股関節をやわらかくしていく感じで筋肉をほぐしていきます。筋トレの要素も入れながら、じんわりと効くようなストレッチになります。血流を促進して代謝アップを目指しましょう」(東丸先生)
まずはウォーミングアップ!
【1】
両手をうしろについて、足を軽く開いて伸ばし、つま先を大きく左右にぶらぶらと振りましょう。
【2】
つま先で円を描くようにして脚全体を動かします。左回り、右回りそれぞれ10回程度行いましょう。
【3】
こぶしでお尻をたたき、さらに体を前に倒したり、起こしたりしながら、脚全体をこぶしでたたいていきます。すねやひざの骨もたたいて刺激を与えましょう。
【4】
ひざを曲げて太ももの裏側、太ももをたたき、次にひざ裏を指で軽くマッサージしましょう。
股関節まわりをつまんでゆるめよう!
ではさっそく、かたくなりやすい股関節まわりをほぐしていきます! まずは内側に寄せたり、つまんで引っ張ったりするストレッチです。
【1】
股関節を内側に締めるようにして、両手でぐいっと太ももの筋肉を回すようなイメージで外側から内側に入れていきます(30秒程度くり返す)。反対側も同様に行います。
十分にほぐしたら両手を太ももの上において、血液の流れを感じながらひと呼吸しましょう。
【2】
次に片脚を開き、そけい部を両手でぎゅっと上につまむようにして持ち上げ、引っ張ります。これをくり返しながら、ゆるめていきましょう。反対側も同様に行います。
「座りっぱなしだとそけい部がかたまってしまうので、少し痛いかもしれませんが、はがすように引っ張っていくのがポイント。引っ張るときにぐりぐりと揺らしてもOKです。そけい部を引っ張るだけでも脚がスッキリしてきますし、毎日続けることで腰痛やお尻の負担も減ってきますよ」(東丸先生)
【3】
脚をそろえ少し前かがみになり、そけい部あたりをたぐり寄せるようにつまみます。体を起こし、つまんでいる部分を揺らしながらほぐしていきます。反対側も同様に行います。
【4】
片脚のそけい部をつまんだまま、今度はマットの上でお尻歩きをします。10歩前に進み、うしろに10歩下がります。反対側のそけい部も同様につまんで、お尻歩きをしましょう。
就寝前にもオススメ! 内ももを伸ばすストレッチ
次は内ももを伸ばすストレッチ。血行促進に効き、寝る前にもオススメです。
【1】
片脚を曲げ、もう片方の脚を伸ばして開脚。骨盤を立たせるように座り、両手を前についたら、ゆっくりと前屈をしていきます。息をはきながら上体を前に倒しましょう。
「股関節から内ももをゆっくりと伸ばしていきます。姿勢がキツイときは少し脚幅を狭めてもよいです。ひざが少し曲がってもOKです!」(東丸先生)
【2】
ひざを曲げているほうに少しずつ両手を移動させます。お尻は床にしっかりつけたまま深く前屈し、息をはきます。両手を中央に戻し、体をゆっくりと起こしていき、リラックス。反対側も【1】【2】を同様に行いましょう。
前ももを伸ばすストレッチ
【1】
正座で両手を前につき片脚をうしろへ伸ばして、半分正座の状態に。お尻に少し力を入れ、息をはきながら、太もものつけ根で床を少し押すようにして伸ばします。3呼吸くり返しましょう。
【2】
次に上半身を低くし、両ひじを前につきます。そのまま上体を曲げたひざ側に移動させ、ゆっくり呼吸をしながら腰(脚を伸ばしている側)の伸びを感じましょう。ゆっくりと姿勢を中央に戻して正座になり、伸ばす脚を変えて反対側も同様にくり返します。
さらに前もも&股関節まわりのストレッチ!
難易度の高いストレッチです。余裕のある人は【3】【4】にもチャレンジしてみましょう!
【1】
四つん這いの状態から右脚を立てて両手の間に置き、少しずつ上体を起こします。両脚は股関節と同じ幅にして、バランスをとりましょう。骨盤を立ててキープ。
「左のつま先は寝かせても立ててもよいです。寝かせるとひざに負担がかかりにくくなりますし、立てると体の軸が安定します」(東丸先生)
【2】
そのまま少しだけ重心を前にし、左の前ももを伸ばします。大きな呼吸をしましょう。
【3】
右手を腰に当て、左手は上に伸ばします。そこから上半身をねじり、背中を丸めながら右ひざのほうに倒していきます。
【4】
左のひじを曲げて、右ひざの外側につけます。体を丸めて深い呼吸をくり返しましょう。
【5】
両手をマットにつけて脚を解放し、チャイルドポーズ(正座のまま上半身を前に倒しリラックスするポーズ)になり、両手をうしろに置き、体を休めます。【1】~【5】までを反対の脚でも同じように行いましょう。
股関節周辺をほぐすストレッチ
【1】
マットに座り、片脚をぎゅっと抱えます。鼻をひざに近づけ、股関節を縮めます。大きな呼吸をしましょう。
【2】
抱えたほうの脚を反対側の伸ばしている脚にかけたら、両手を伸ばしている脚の外側につき、ゆっくりおじぎをします。脚を伸ばしている側の尻が浮かないように注意し、呼吸をくり返します。
「肩の力は抜き、胸椎を丸くしていく感覚で頭を垂らしていきましょう。上体を戻したらひざに手を置いて、ひと息ついてリラックスしましょう」(東丸先生)
【3】
さらに、抱えていたほうの脚を反対側の脚に深くかけ、両ひざが縦に一直線に並ぶようにして、ゆっくりと前屈をしていきます。少しずつ上体を下すようにして呼吸をくり返します。反対側の脚でも【1】~【3】を同様に行いましょう。
「ひざが痛い人は少しゆるめに脚をかけてもよいです。ムリのない範囲でトライしてみてくださいね」(東丸先生)
****
いかがでしたでしょうか。
座り過ぎなどで股関節に負担がかかっている人も多いはず。太もものつけ根など股関節まわりをゆるめることで、血流アップはもちろんのこと、美脚やぽっこりお腹対策にもつながります!
講師:東丸あゆみ先生
マヤンヨガ主宰 ヨガ講師(指導歴14年)/マヤ暦アドバイザー(セッション歴8年) シヴァナンダヨガ指導者資格取得、Rプラーナヨガ指導者養成講座修了、介護予防健康アドバイザー 【活動】ヨガ教室、介護予防ヨガインストラクター養成講座、マヤ暦個別セッション、マヤ暦講座、YouTube(「がんばらない!毎日ヨガ」配信中) ヨガで体を整え健康寿命を伸ばし、マヤ暦で心を整え不安や怖れからワクワクへと変えていく。そんな方法をとり入れて、「本当の自分を生きる=いつまでもワクワクしながら人生を送る」ということをコンセプトに活動中。 YouTube:https://www.youtube.com/@-mayanyoga-/featured
LINE公式アカウント:https://lin.ee/mX2hzvi
☆ファンコミュニティ会員 募集中!☆
ボディメイク部へのご参加にはファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTTE」への入会が必要です。本コミュニティへの入会は無料。コミュニティでは部活動のほか、ヘルスケアやビューティのオンライン講座や座談会、さらにはプレゼント企画への応募などFYTTEのさまざまな企画へのご参加も可能です。
□フィットネスやダイエット、ヘルスケアに興味がある!
□なにかしら習慣化したい!
□プロの先生の指導を受けたい!
□記事作りに参加したい!
という方を大募集しておりますので、この機会にぜひご入会くださいね。
Fan!Fun!FYTTEの詳細・新規会員登録はこちらから
文/庄司真紀