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月経痛を和らげ心を落ち着かせるメンタルケア&ヨガポーズ
“Be Gentle”
~やさしくね~
皆さんは、月経のときに自分に“gentle/やさしく“していますか?
以前にあるアシュタンガヨガの先生が、”女性は月経があるからこそその日の体調によってヨガの練習を変えていくことが大事”と教えられました。
現在、社会では女性が男性と同じように外に出て働くようになり、仕事が終わったら家に帰って妻業や母業をこなし、女性は本当にたくましくて強い!
だからこそ、しっかりと休む時間や自分の体や心をケアする時間が必要だと私は強く思います。
女性の体は海の潮の満ち引きのように常に変化しているからこそ、常に自分の体&心に耳をかたむけて今何が自分に必要なのか? 自分の体と心の調子はどうなんだろう? とSelf Careをすることが大事です。
女性特有の月経周期には、とくにSelf Careをしっかりとすることで、生理前のイライラや不安な気持ちなどの変化に気づくことができ、対処することができます。
今回のテーマであるBe Gentle。
ぜひ、自分にやさしく接するとはどういうことなのか? と考えて実際に行ってみませんか?
まずは、マインドの部分をケアして月経時に起こりやすいイライラや不安を解消しましょう。
今日は、とてもシンプル&パワフルなツールのMantraを使って月経時の心をおだやかにして、安定を作りましょう。
Mantraとはサンスクリット語で”言葉”という意味で主にスピリチュアルなもの。
私はよく自分の心に今必要な言葉、Mantraは何かな? と考えてそれを書き出して鏡に貼ったり、冷蔵庫に貼ったりして自分の心がちょっと不安定だな? イライラしやすくなっている? など感じだときに口にしています。もちろん言葉を言うだけではなく、その言葉を心から信じ込むのがポイント!
今回のMantraは、
I am loved. I am loved. I am loved.
私は愛されている。私は愛されている。私は愛されている。
と目を閉じて何度か唱えます。言うたびに心の中が温かくなり、愛でいっぱいになるのを想像し感じて。
この言葉以外にも自分の心に耳をかたむけて自分にベストなmantraを作ってみてください。
そして最後は自分をぎゅっと強くhugしてあげてください!
今日のヨガは月経痛を和らげ心を落ち着かせるポーズを行います。
まずは、正座をしてゆっくりと太もものうえにお腹をのせておでこを床へとおろします。
両手を一度前へと伸ばし、できるだけ体の側面を開いたら、次に左手を右腕のわきの下を通していきます。このときに左肩は床におろし、左の手のひらは天井に向けます。
右手は遠くに伸ばしながら同時に右腕のわきの下をぐっと床へとおろし、さらに右手を遠くへと伸ばしていきます。右の腰からわきまでの側面が伸びているのを感じます。左の肩甲骨が伸びているのを感じられたらそのままの姿勢でゆっくりと4回呼吸。
次にゆっくりと反対側へとスイッチして、同じように行います。
もしひざが痛くて正座ができない人は両脚を前に伸ばした状態で太もものうえにブランケットや丸めた座布団を置いて行います。ゆっくりと息を吸いながら両腕と背骨を上へと伸ばし、息を吐きながら太もものうえにある座布団へとお腹をおろしていきます。伸ばした両腕を前へとおろしていき、両手を脚に置いたら、脚の届くところ、すねや足首に置いてゆっくりと8呼吸行います。
ポイントはお腹に少し圧をかけてあげることで痛みが解消されて、胸や顔を下へと伏せることで心が落ち着いていきます。
ぜひ、トライしてみてください!!
※写真は本人によるもの