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姿勢を正すだけでお腹やせ!? わき腹スッキリ&くびれを作る! 椅子を使ったピラティス
パーソナルトレーナーでピラティスインストラクターの伊藤みなみさんの「誰でもできるピラティス」のコーナーです! 第6回目は、お腹集中のボディメイクピラティスです。体が硬くても、運動が苦手でも大丈夫! お腹を引き締めながら、姿勢も整えていきましょう!
Contents 目次
わき腹スッキリ! お腹集中のボディメイクピラティス
夏はお腹周りを集中的にボディメイクしたいですよね! ということで、前回の「腰の浮き輪肉をしぼる!」に続いて、今回は「わき腹」をスッキリさせるピラティスをご紹介します。わき腹の引き締めはくびれを作るだけでなく、体幹の安定につながり、自然と姿勢がよくなります。姿勢を正すだけでお腹周りに脂肪がつきにくくなりますよ。
お腹集中のボディメイクピラティスでお腹を引き締めながら、一緒に姿勢も整えていきましょう!
ステップ1:ろっ骨をほぐして、わき腹をやわらかくしよう!
最初はわき腹をほぐして、わき腹を伸び縮みしやすく整えます。わき腹をほぐす理由は、運動不足だと、わき腹が伸びているか縮んでいるかわからない人も多いからです。
ひざの間、にごりこぶし1個分空けて椅子に座ります。ろっ骨を両手で抱き抱えるように包んで、左右に揺れてください。これを10回ほど行いましょう。手のひらに当たるろっ骨の感触を感じながら、わき腹(ろっ骨より下・骨盤より上の部分)が動いているかどうか確認してください。感覚が乏しい場合は、回数を多く行ってください。
ステップ2:ポイントは伸び縮み!わき腹を引き締めよう!
いよいよわき腹を引き締めるピラティスです。
ひざの間、にぎりこぶし1個分空けて椅子に座ります。手を頭のうしろに置きます。息を吸って吐きながら体を右横に倒し、左のわき腹を伸ばします。このとき、伸びているほうと反対側のわき腹が縮んでいることを確認してください。お尻が椅子から離れないように注意します。息を吸いながら元の姿勢に戻ります。
6回ほどくり返し、反対側も同様に行いましょう。
うまくわき腹が伸び縮みしていないときは呼吸が浅い、または腰が反ったり猫背になったりと姿勢が崩れている場合があります。姿勢を正し、深呼吸を心がけてくださいね。
ステップ3:レベルアップでわき腹にさらに負荷をかけよう
最後はわき腹にさらに負荷をかけていきます。
ひざの間、にぎりこぶし1個分空けて椅子に座ります。不安定な人は少し広めに脚を開いても構いません。手を頭のうしろに置き、息を吸って吐きながら体を右横に倒したら、さらに息を吐いて右腕を横に伸ばします。このとき、腕が床と平行になるように意識してください。息を吸って元の姿勢に戻ります。
この動作を6回ほどくり返して、反対側も同様に行いましょう。
腕を横に伸ばしたときにわき腹の伸び縮みに加えて、お腹にグッと圧がかかるような負荷を感じていたらokです。感覚がわからない人は、腕を伸ばしたまま、ゆっくりと3秒数えてキープしてみてください。
わき腹をスッキリさせるピラティス、いかがでしたか?
わき腹のお肉が引き締まり、きれいなくびれができ上がります。さらに体幹も強くなって姿勢もよくなります。くり返し行っていくと体が倒れる角度も深くなり、わき腹の筋肉の柔軟性と筋力が上がるのを感じるでしょう。
ぜひお腹周りのシェイプ&くびれ作りにお役立てください。