プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。2024年がスタートした1月は、背骨を伸ばす&柔軟にし、脚力と体幹を鍛えるヨガポーズをお届けします!
Contents 目次
背骨の柔軟性を高め、体幹を鍛える&体と心と思考をオープンにするヨガ
”New Year, New Body!”
2024年、新しい1年がスタート。皆さんは2024年をどんな年にしたいですか?
私は去年よりもさらに強く健康的な体作りを目指して、早速元旦から1か月間白砂糖をやめて、1週間腸内環境をクレンジングする食事療法を行なっています。そして今年はヨガ&サーフィンをもっとします!
自分の体にmindful(今の身体状況や気持ちを気づかう)になりしっかりとケアをすれば必ず結果を見せてくれる私たちのすばらしい体。
ストレッチをすればするほど、体は開いて柔軟になり、筋肉を鍛えれば鍛えるほど体は強くなっていきます。自分の心身に集中することで、身体状況を知り、理解が深まります。
ぜひ2024年皆さんがこのコラムを通じて少しでも強く柔軟で健康的な体・思考・心になっていただけたらうれしいです。
今年初のヨガは、私たちの健康に大きく影響する背骨をオープン&柔軟にし、同時に脚力と体幹を鍛えるポーズをお届けします。
私たちの関節をサポートしているのは筋肉、筋膜、靭帯、腱です。それらが硬くなり縮まると関節の可動域がせまくなり制限されます。
可動域が広い健康的な関節を作るには筋肉、筋膜、靭帯、腱、すべてを伸ばし、柔軟でオープンにすることが大切です。
ポーズを行なっているときは自分の体のさまざまな部分に意識を向けて、呼吸を深く行いながら自分の体全体が広がり、オープンになるのを想像してください。
まずはTadasana/山のポーズ。
腰幅に足を開きかかとから親指までを真っ直ぐにして立ちます。
そこからゆっくりと深く息を吸いながら両腕を頭上に持ち上げて足で指先立ちになります。(このときにバランスがとれない人は壁などにつかまりながら行なってください)
ゆっくりと息を吐くと同時に左手をうしろへと動かしていきます。(このときに両腰は前方に向かせたままをキープ)両腕を床と並行に前とうしろへと伸ばしていきます。できる人は目線もうしろへと動かしていきます。
次の吸う呼吸で両腕を上に戻し、吐く呼吸で体の横へと両腕をおろします。
この動きを4回ずつ両サイド行います。
私たちの体と心や思考はつながっているからこそ、体を広げてオープンにすると思考や心もオープンになっていきます。
体(筋肉、筋膜、靭帯、腱)が硬いと関節の可動域がせばまる=思考や心も同じで固くなると受け入れられるスペースがせまくなり自分の価値観や考え方しか見れなくなってしまいます。平和な家庭、平和な社会、平和な世界を作るためにはヨガを行い体と思考と心をオープンにして相手を受け入れる余裕、やさしくする余裕、理解をする余裕を作りましょう
Enjoy!
※写真は本人によるもの