体が硬くても、運動が苦手でも大丈夫! パーソナルトレーナーでピラティスインストラクターの伊藤みなみさんの「誰でもできるボディメイクピラティス」のコーナー第16回目の記事をお届けします! 伊藤さんのトレーニングは「運動初心者、簡単なのにじわじわ効く、自宅でできる」がポイントです。今年は“ボディメイク”を意識して、美しく、かつ動ける体を目指していきましょう!
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太もも裏を引き締めて、きれいなうしろ姿を目指すピラティス
何もせずにいると、お尻が垂れて、お尻と脚の境目がわからなくなってしまうもの。そこで今日は、もも裏と坐骨にフォーカスし、お尻と脚の境目を作るピラティスをお届けします。シンプルな動きだからこそ、使ってほしい部分を確認し、体への意識を高めながら一緒に動いてみましょう。
もも裏引き締めピラティスでうしろから見てもきれいな脚を目指しましょう!
ステップ1:お尻と脚の境目を確認
今回のピラティスでとくに意識してほしい、お尻と脚の境目である坐骨部分を確認しましょう。うつ伏せになって、ひざを曲げ、かかと同士を押し合います。このとき、恥骨を床に押しつけて、お腹が床につかないようにへこませます。そうすると、お尻と坐骨部分にぐっと力が入ります。この坐骨部分を意識したまま10秒間キープしましょう。
ステップ2以降はすべて、この坐骨部分に力が入っているかどうかを意識しながら行うと、効果がアップします。
ステップ2:片脚ずつ上げてみよう
うつ伏せになります。手を重ねておでこをつけます。このとき、恥骨は床につけ、お腹はへこませて行いましょう。余裕がある人は肩の力を抜くように気を配ってみましょう。
息を吸って吐きながら片脚を上げます。息を吸って脚を床におろします。つま先ではなく、もも裏で脚を上げているような感覚で行うと、もも裏と坐骨付近にしっかりと効きます。左右交互に20回連続で行いましょう。
ステップ3:両脚を同時に上げてレベルアップ
両脚を同時に上げてレベルアップしましょう。
うつ伏せから、息を吸って吐きながら両脚アップ、息を吸って床におろす。この一連の動作を10回くり返します。気をつけるポイントはステップ2と同様に、恥骨は床、お腹をへこませる、もも裏で脚を上げる意識です。気を抜くと、腰を反らせた状態で脚を上げることになり、もも裏に効きません。動作が簡単な分、常に体へ気を配って動いてみてください。
太もも裏を引き締めるピラティス、いかがでしたか?
シンプルだけどやればやるほど結果が出る内容です。腰で脚を上げている人は、おそらく、もも裏を感じなかったと思います。“太もも裏で脚を上げる”を常に意識しながらやってみてくださいね。