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9月17日「中秋の名月」と翌日の満月は「月礼拝」で心身ともに深~くリラックス! やり方を解説
今年は9月17日(火)に「中秋の名月」を迎えます。年によって満月と重ならないことがあるそうですが、今年は翌日が満月ということで、お月見を楽しむのにタイミングがよいですね!
今回は、心身を深くリラックスする「月礼拝」のやり方をヨガインストラクターの高木沙織さんに教えていただきました。
Contents 目次
「月礼拝」で心身ともに深~くリラックス!
こんにちは!
ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回行うのは、「月礼拝」です。
9月17日は中秋の名月(※)。中秋の名月とは、秋の真ん中に見ることができる月のこと。この時期は、1年を通して月がもっとも美しいとされていて、お月見をしたり、月見団子を食べたりする習わしが残っています。
※中秋の名月:旧暦では8月15日、新暦では毎年日づけが変わります。
そんな美しい月夜には、月の満ち欠けをイメージした複数のポーズから構成されるヨガの「月礼拝」を行うのもおすすめです。
【月礼拝を行うのに適したタイミング】
朝、太陽のエネルギーを感じながら行う「太陽礼拝」に対して、「月礼拝」は夜に月を見ているときのような静寂さを感じながら行うのに適したポーズが続きます。
月のエネルギーが強い満月や新月の日はもちろん、一連のポーズは副交感神経を優位にして心身を休息モードに導いてくれるため、1日の終わりにリラックスした状態で行うのもいいでしょう。
ちなみに今月は中秋の名月の翌日、9月18日が満月です。月にちなんだ日が続くので、「月礼拝」にじっくり取り組んでみようという人は、次の流れを参考にしてみてくださいね。
<月礼拝のやり方>
ここでは、ヨガマットを横向きにして使います。
1. 「山のポーズ」
脚をそろえて立ちます。両足親指のつけ根を軽く合わせて、重心はややかかと寄りに預けましょう。
胸の前で合掌します。
2. 「立位の三日月のポーズ」
【息を吸いながら】両腕を横からまわし上げ、頭上で合掌。足の裏と手の指先で引っ張り合って、体を縦に引き伸ばします。
【息を吐きながら】上体を左に倒し、わき腹を縮めます。
【息を吸いながら】上体を起こしたら、【息を吐きながら】上体を右に倒し、次の吸う息で上体を起こしてきます。
3. 「女神のポーズ」
脚を大きく開き、つま先は外側に向けます。【息を吐きながら】両ひじと両ひざを曲げましょう。股関節を開きながら腰を落としていき、ひざは90度を目安に曲げます。
4. 「三角のポーズ」
ひざを伸ばしたら、右つま先は正面、左つま先は90度外側に向けます。両腕は肩の高さで床と水平にし、手のひらを下に向けましょう。
【息を吐きながら】上体を左側にスライドさせます。股関節をしっかり引き込んでから、上体を左に倒しましょう。
右腕は肩から真っすぐ上、左手はすねに添えます。
5. 「側面を強く伸ばすポーズ」
「三角のポーズ」から右手を床に下ろします。両手を床についたら骨盤を正面に向けて、右つま先を外側に開きましょう。
【息を吸いながら】背すじを伸ばし、【息を吐きながら】お腹を太ももに近づけて前屈。腰骨の高さを床と水平に保ちましょう。
6. 「三日月のポーズ」
左ひざを90度に曲げ、右ひざを床につけます。右足の甲は寝かせましょう。
【息を吸いながら】両腕を天井方向に伸ばし、【息を吐きながら】腰を下げて胸を広げます。
首や肩の力は楽に手放しましょう。
7. 「サイドランジ(深い伸脚)」
両手を床に下ろしたら、体を右向きにします。左ひざを深く曲げたまま腰を落とし、右脚は真横に伸ばしましょう。右つま先は天井に向けます。
股関節まわりや内ももの伸びを意識し、胸の前で合掌。
8. 「花輪のポーズ」
両手を床についたら、右脚を引き寄せます。重心を垂直に落とすようにしゃがみ、尾骨を下に向けましょう。
胸の前で合掌したら両ひじで両ひざを押し返し、股関節まわりを大きく開きます。
ここからは、体の反対側を動かしていきます。
1に向けて、順番に戻っていきましょう。
骨盤の方向を縦や横に変えたり、股関節をしっかり開いたりして、体の側面を意識した動きをくり返す「月礼拝」は、女性エネルギーをおだやかに高めてくれます。
また、間接照明やキャンドルのやさしい灯かりの中でゆったり行うと、幻想的な雰囲気によってよりリラックス感が高まります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。