
ヨガ好きな人にはもちろん、内側から発光するような透明感のある美しさから、美容好きな女性たちの憧れとしても注目が集まる、ヨガインストラクターの麻亜里さんを取材! ご自身のことや、麻亜里さん流のお疲れリセット術に加え、誰でも簡単に日常へとり入れられる「お疲れリセットヨガ」について教えていただきました。
Contents 目次
ヨガを通して変わったこと、インストラクターとして伝えたいこと
12歳の頃から芸能活動をして、女優・タレントとして活躍されていた麻亜里さん。華々しいご経歴のなかでヨガと出会い、現在はヨガインストラクターとしてヨガの魅力や心地よさを伝えています。
――麻亜里さんがヨガと出会って、インストラクターになったきっかけはなんだったのでしょう?
麻亜里さん:ヨガは21歳のときに友だちに誘われたのをきっかけに始めたんです。体験したホットヨガがすごく気持ちよくて、体を動かしたあとの解放感にすっかりハマってしまいました。そうして趣味になったヨガを、12歳から12年間行っていた芸能活動を休止するタイミングでより深く学び、インストラクターになるために26歳のときにヨガインストラクターの資格であるRYT200を取得しました。
資格をとったことをきっかけに、自分のなかのヨガへの意識も変わっていって。「マットの上でヨガのポーズをしているだけがヨガじゃないんだ」と思うようになりました。自分の心に意識を向けて、「なんでイライラしてしまっているんだろう?」と考えることもヨガのひとつだと思うようになったんです。ヨガの哲学を理解できたことで、自分と向き合う時間を意識するようになり、自分の感情をコントロールしやすくなったのはマインド面の大きな変化でしたね。
だからこそ、わたしの人生のなかでもうヨガは必要不可欠な存在。きっとおばあちゃんになってもヨガは続けていると思いますし、そんなヨガに出会えて幸せだなと思っています。
――まさに運命的な出会いだったのですね。現在はヨガを教える立場かと思いますが、麻亜里さんがクラスを通してみなさんに届けたい想いにはどんなことがあるのでしょうか。
麻亜里さん:わたしのヨガクラスでは、全身をまんべんなくほぐすことを大事にしています。体を鍛えることも大事なのですが、それだけではなく「休める」「ゆるめる」ことも同じくらい重要。これは体だけじゃなくて心にも同じことが言えると思うんです。いつもがんばりっぱなしというよりかは、がんばったぶんだけ回復するための休息の時間が必要だと思うので、ヨガのクラスでは意識して体をゆるめることをとり入れています。
クラスに参加していただいたみなさんから、「体が軽くなってラクになった」「頭がスッキリした」などと言ってもらえるとわたしもうれしい気持ちになります。
ヨガと睡眠、疲れをためないために心がけているMyルール
――先ほどのお話にもありましたが、今度は休息について。麻亜里さんのお疲れリセット術をぜひ教えてください。
麻亜里さん:わたしは毎日、朝にヨガの時間をとるようにしています。ヨガを習慣化するようになってから疲れにくくなった実感もありますし、姿勢を意識するようになって、肩こりや腰痛が改善するといった肉体的な変化もありました。私の場合、疲れているからヨガをするというよりも、疲れない体と心を作るためにヨガで調整をしているんです。
あとは、平熱が35℃台だったのが37℃台になったんです。もちろん体を冷やさないようにと、ほかにも心がけていることもあるのでヨガ以外の要因もあるのですが、疲れにくくなると同時に風邪をひきづらくなりました。
――体調面でもヨガの恩恵を感じられているんですね! ヨガ以外で行っているお疲れリセット術はありますか?
麻亜里さん:とにかく睡眠の質を上げることを心がけています。睡眠の質は、翌日のパフォーマンスの質に直結していると思うんです。iPhoneの睡眠モードを活用してメールの通知がこないように設定して、できる限り寝る1時間前からはスマホを見ない、ブルーライトをカットするのがMyルール。あとは、寝室にオーガニック系のアロマスプレーをシュッとして香りを漂わせたり、キャンドルを焚いて癒されたりしながら、毎日きっちり8時間寝るようにしています。人それぞれの生活があるので、誰もが8時間の睡眠を毎日とれるというわけではないと思うのですが、自分に必要な睡眠時間をとって、毎日一定のリズムを作るというのはおすすめです。規則的な習慣ではあるので、休みの日もきっちり8時間を守って起きるようにしています。
麻亜里さんに教わる! お疲れリセットヨガ3選
今回は、誰でも簡単に行える「お疲れリセットヨガ」を3つ教えていただきました。
<1>スプタダンダアーサナ 脚上げ
ながら作業でラク~にリセット。壁やイス、ソファを使ってむくみ脚をすっきり解消しましょう。
床にあお向けで寝転がり、両脚をイスやソファの上に上げてキープ。3分を目安に、自分が心地よいと思える時間、続けてOK。
<Point>
イスやソファがない場合、壁に両脚をかけても行えます。
両脚が心臓よりも高い位置になることがこの動きのポイント!
<2>簡易マッツヤーサナ 魚のポーズ
胸を開くことで呼吸がしやすくなり、自律神経を整えます。
(1)筋膜リリースのローラーや、クッションなどが胸の下に当たるように、あお向けで寝転がる。
(2)両脚の間は軽く開き、両腕はバンザイのポーズになるように頭の横で伸ばす。首は天井を向けたまま、目は瞑ってOK 。この状態で鼻から30秒~1分間、深呼吸をする。
<注意>
●ローラーやクッションを使う際、胸よりも下の位置に高さが出ると腰を痛める可能性があります。必ず、胸の下にくるように調整して行いましょう。
●胸まわりを開いて閉じるなど、ストレッチでほぐしてからポーズをとることで、背骨の負担を減らすことができます。
【使ったのはこちら!】
クッションや枕でも代用可能です。
<3>パリガーサナ かんぬきのポーズ
胸と腸腰筋が伸びることで、心も前向きになれます。
(1)右ひざを床につけて片ひざ立ちの状態になり、左脚を真横に伸ばす。右手はななめうしろで床につき、左腕を頭の方向に上げて体側を伸ばす。
(2)左腕をうしろに引く。このとき目線は顔ごと手を追う。ポーズがとれたら3呼吸キープ(吸う息4秒+吐く息4秒×3セット)。反対側も同様に行う。
<Point>
お腹の力が抜けると腰に負担がかかるため、お腹を常に中央に引き込むイメージで行いましょう!
心も体もゆるめて疲れをリセットする3つのポーズ。ぜひとり入れてみてくださいね。
衣装協力/XEXYMIX(ゼクシィミックス)
https://www.xexymix.jp/
カメラ/鈴木謙介 文/FYTTE編集部
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