これまで“美しさと強さ”をテーマにいくつかのポーズをご紹介してきました。7月はアンジェラ・磨紀・バーノンさんがここ3年間で気づかされた“心をオープンにして芯を強くする”体幹を鍛えるポーズをお届けします。
Contents 目次
”Be soft and strong”
今回のテーマは”Be soft and strong”
心をオープン&ソフトに。そして芯は強く!
皆さん、こんにちは。
私は幼い頃から体が不自由な兄、そしてシングルマザーの母のもとで育ったということもあり、常に自分は強くなくてはいけないと無意識のうちに信じ、行動をしてきました。
ここ3年間、自己啓発の旅をしていて、自ら着ている鎧を脱ぎ、感情をストレートに出し、心はオープンにそしてソフトに。でも、芯は強くあるのがいいということに気がつきました。
本当の強さというのは自分の感情をしっかりと受け止めてそれを表に出せる勇気があるということだと思ったのです。
皆さんは自分で自分の感情を押しつぶしていたり、泣きたいときに涙をガマンしたりしていないですか? ハワイの大自然と人々のオープンな心が私の心をソフトにしてくれるきっかけにもなりました。
ぜひ皆さんもハワイに来て、そしてヨガをして、心をオープンにしてヒーリングをたっぷりしてください。
心をオープンにして体幹を鍛えるヨガポーズ
私がこの記事でいつもお話をしている大切なことがあります。
それは、私たちの心(マインド/思考)と体はひとつ。
だからこそ体の体幹部分を鍛えることで精神的にも強くいられます。本当の強さというのは自分を大切にできる強さです。
ぜひ次に紹介するポーズで心をオープンにすると同時に体幹を鍛えて芯の強さを手に入れてみてください!
”Adho Mukha Svanasana/下向きの犬のポーズ から腕立て伏せ”
1. まず、肩の真下に指と指の間を大きく開いて手を置き、背中から腰、脚までがまっすぐになるように腕立て伏せの状態をつくります。脚は腰幅に開きます。
2. そこからゆっくりとお尻を高く持ち上げて手で地面(床/マット)を前に押すように意識をしてお尻を後ろへと持ち上げます。首はリラックスをさせてできるだけ手首から背中、腰までのラインを直線にします。そして、腰から足首までが直線になるように、三角の形をイメージします。このポーズが「下向き犬のポーズ」です。
3. (2)のポーズからゆっくりと腕立て伏せの状態に戻ります。このとき、できるだけ体が一直線になるように肩の真下に手を持っていきます。腕立て伏せの状態でしばらくホールドをしてから、再びお尻を持ち上げて(2)の下向きの犬のポーズに入ります。
この「下向きのポーズ」から「腕立て伏せのポーズ」というのをできるだけゆっくりとお腹に力をいれながら4回くり返します。最後は腕立て伏せの状態でゆっくりと8カウントキープします。
これで体幹の筋力を目覚めさせ、強化できます。次は心を開くポージング!
腕立て伏せの状態から右手と右脚の外側にゆっくりと体重を移動させて左手を高く空に向けて上げ、左脚を右脚の上に乗せます。目線は空を見ます。このときにお尻が下がらないようにしっかりと体幹を使います。ウエストを引き締めるのにも効果的です。
もし左脚を右脚に乗せるのが難しいようでしたら、左脚のひざを曲げて前に下ろし体重を支えます。
このポーズで8カウントホールドをしたら反対側も同じように行います。
オープンでソフトな心を持ち、芯の強さを身につけて心から自分を愛してあげてください。
*写真は本人によるもの。