首や肩にこりを感じたとき、みなさんはどのように対処していますか? 実は間違ったやり方で筋肉をほぐそうとすると、逆に症状が悪化してしまうこともあるため、注意が必要です。そこで誰でも簡単にできる、首や肩まわりの筋肉をほぐす正しいストレッチ法をご紹介します。
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首と肩のこりを改善するには、胸のストレッチも大切!
首や肩にひどいこりを感じると、思わず首や肩をぐるぐると回してしまいがちですが、やみくもに動かしてもほぐしきれないのが筋肉。むしろ、間違ったやり方では筋肉がほぐれないどころか、別の部位に負担をかけてしまうことも。今回紹介するのは、体の反動を使わず、一定時間キープする静的ストレッチ。姿勢がブレてしまうと伸ばしたい部位が伸びないので、伸ばさない部位はしっかりと固定しておくことが大切です。また、首や肩がほぐれても、胸側の筋肉がほぐれていないと、こりの一因である猫背が改善されないので、再び首や肩に負担がかかってしまいます。肩や首とともに胸側の筋肉をほぐし、こりを解消しながら、同時に「首や肩がこりにくい」体をつくりましょう。
上体を斜めに倒して首の横~後ろをほぐす
1 イスを用意し、座面の右寄りに座ります。脚を肩幅よりやや広めに開き、左手で座面の左側をつかみます。ひじを外側に向けて右手を頭に乗せ、指先で軽く側頭部をつかみます。
2 右腕の重さを利用して右斜め前に向かって頭を傾けます。座面をつかんでいる左肩と頭を離すようなイメージで、肩~首の左側をしっかり伸ばしましょう。ここで10秒キープ。反対側も同様に行い、これを3セット。
続いては、僧帽筋のストレッチ法をご紹介します。