テクニックなしで日常のちょっとした動作の中で筋膜をリリースするのが「ながら筋膜リリース」。今回はアスリートからも信頼の厚い、東中野はりきゅう整骨院SPORTS LABの、のぐち径大さんの著書『ながら筋膜リリース』(監修:阿保義久)より、朝起きてすぐにできる筋膜リリースの方法をご紹介します。
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そもそも筋膜リリースとは?
筋膜とは「筋肉、骨や内臓、血管や神経などのパーツを機能的に包み、支えている」組織のこと。全身に張り巡らされていて、体はいくつかの筋膜のまとまりやつながりで構成されています。
筋膜リリースはそういった重要な役目を持つ筋膜を“機能的に動かす”ことを目的にしたメソッド。かたまった筋膜を動かしていくと、体の動きが抜群に良くなります。
筋膜リリースはこんな人におすすめ!
肩こりがひどい、体がだるいという人は、血の巡りが悪くなっているのかもしれません。筋膜リリースで全身をゆるめると、体の活動量が上がるので、血の巡りがよくなってダイエットにも効果的。
朝起きたらそのまま布団の中で「背中とわき腹をリリース」
朝、なかなか起きられないという人は、わき腹の筋膜リリースをとり入れてみましょう。リリースするのは横腹・わき腹に広がる腹斜筋。血流がよくなり目覚めがスッキリしますよ。便秘解消やお腹まわりを引き締める効果もあります。
1、あお向けになり、ひざを立てます。腕は軽く投げ出す感じで、力を抜きましょう。
2、お腹の前で腕を組み、顔の前を通るようにして腕を頭の上で伸ばしましょう。同時に左足を右足にかけます。
3、2の状態から組んだ両脚を右側に倒します。そのとき、上半身も右側に傾けていきましょう。反対側も同様に行います。
布団をめくりながら筋膜リリースができる!? 続いてはその方法をご紹介します!