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布団をめくりながら「首、肩、背中をリリース」
布団をめくるという動作も立派な筋膜リリースになります。腕を突き出し頭の上にあげることで、広背筋と首の後面の頭板状筋、頚板状筋をリリース。こちらは肩こり予防やいわゆる四十・五十肩の予防におすすめです。
1、あお向けの体勢で布団の端を両手で軽く持ち、布団を胸元まで引き上げます。
2、バンザイをするように腕を頭上で伸ばしましょう。
3、肩甲骨を外側に出すイメージで、腕を伸ばしたまま背中の伸びを感じながら起き上がりましょう。
体が伸びて気持ちよく目覚められる朝の筋膜リリース。
時間や回数、強さには個人差がありますが、「行ったあとに感じる体のダルさや重さは、今まで動いていなかった筋膜が動き出した証拠」とのことです。ポイントは自分が伸びて気持ちいいと感じること。ベッドの上でできる筋膜リリースなら、気負わずに毎日の習慣にできそうですね。
みなさんも、さっそく今日から朝の筋膜リリースを始めてみませんか?
【参考書籍・写真協力】
のぐち 径大 (著), 阿保義久 (監修)『ながら筋膜リリース』あさ出版
文/庄司真紀