知らず知らずのうちに行っているクセや習慣によって、気づかぬうちに骨盤がゆがんでしまうことも……。そこで今回は、アピア均整院代表 松岡博子先生に、自宅で簡単にできるセルフチェックの方法と、タイプ別に下半身を引き締めるストレッチ法を教えていただきました。
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骨盤がゆがむと体にはこんな悪影響が
そもそも骨盤のゆがみを自覚していない、また意識したことがない人も多いのでは。骨盤がゆがむと、体にはどんな影響があるのでしょう。
「人間の体は椎骨とよばれる骨がブロック状につながった背骨によって支えられています。そして、背骨を支える土台で、仙骨と寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)で構成されているのが骨盤です。ところが、体を支える背骨や骨盤がゆがむと、内臓の位置がズレたり、働きが悪くなります。そして、リンパや血液の流れが滞り、水分や老廃物が排出されずに体に溜まり、体型の崩壊を招くことになるのです」(松岡先生)
下腹やウエスト、ヒップなどの部分やせを望んでも叶わないのは、骨盤のゆがみが原因のひとつなのだそう。理想のボディを手に入れるためには、骨盤のゆがみを正常に戻してあげることが大切です。
3つのポーズで骨盤のゆがみタイプを判定!
これから紹介する【1】~【3】のポーズを左右、前後、両側行ってみてください!
いちばんやりづらかったポーズが、あなたのゆがみタイプです。
【1】腰を左右にひねる
足を腰幅に開いて立ち、両手の指先を胸の前で合わせます。その姿勢をキープしたまま、ゆっくりと上体を右にひねりましょう。一度体を正面に戻したら、次は左へゆっくりとひねります。
【2】上体を左右に倒す
足を腰幅に開いて立ち、手を太ももに沿わせながら、上体を左に倒します。上体を前に倒さず、真横に倒していくのがポイントです。一度体をまっすぐの姿勢に戻したら、右側へも同様に倒しましょう。
【3】上体を前後に倒す
足を腰幅に開いて立ち、腕の力をダランと抜いて、上体を前に倒します。一度体をまっすぐに戻したら、次に腕を自然に上げて、上体を後ろに倒しましょう。ひざが曲がらないように注意して。
【1】のポーズがやりづらい人は・・・下半身太りの「ねじれゆがみ」
【2】のポーズがやりづらい人は・・・ずん胴ウエストの「ズレゆがみ」
【3】のポーズがやりづらい人は・・・ぽっこり下腹の「傾きゆがみ」
続いては、タイプ別にダイエットに効果的なおすすめのポーズをご紹介します。