全米ヨガアライアンス公認RYT200の資格を持つヨガインストラクターでもあるタレントの花田美恵子さん。その美しく締まったボディは、ヨガによってつくられたといいます。今回は、朝、体にスイッチを入れ、シャキッと目覚めさせてくれるヨガのポーズを教えてもらいました。
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ヨガでスイッチを入れ、代謝のいい1日をスタート
「私自身はずっと朝に強く、朝から体も動くので、“朝ヨガ派”なんです」という花田美恵子さん。
でも、周囲の人からは、朝ベッドからなかなか起きられない、スッキリ目覚められないという悩みを聞くといいます。
「ムリをする必要はありませんが、体が目覚めるのを待っているのではなく、その前に体を動かして目覚めさせてしまうというのも手だと思います。
大きな筋肉にアプローチするヨガのポーズは、体を動きやすくしてくれますし、体温もアップするため、1日のスイッチをオンにしてくれる役割も。
不安定なポーズでバランスを取り、集中力を高めるポーズもおすすめです」
朝一番にスイッチが入れば、朝から内臓の働きもよく、代謝も長時間活発な状態に。
朝のヨガで、快適でやせやすい1日をスタートさせましょう!
Bitilasana 牛のポーズ
背中の大きな筋肉を動かして、体温を高めます。
就寝中に固まっていた背骨の動きもしなやかになるため、1日を快適に過ごせます。
<1>
両手、両ひざを床につきます。手は肩の下でつき、顔は床に向けて。
ひざは脚のつけ根の下でつき、脚は腰幅に開いて足の甲を床につけておきます。
<2>
尾骨を天井に向けるようにお尻を持ち上げながら、ゆっくりと顔を上げます。
お腹は床に近づけましょう。ここで5呼吸。
Vrksasana 木のポーズ
片脚立ちになり、両腕を上げるポーズ。
バランスよく立とうとするために自然と集中力が高まり、朝から頭が活動モードに。
脚は木、腕は枝をイメージして行いましょう。
<1>
左右の足に均等に力を入れ、まっすぐ立ちます。
ひざを外側に向けて左ひざを曲げ、左手で左足首をつかみます。
左足裏を右太ももの内側につけたら、左手を離し、両腕を体のわきで伸ばします。
手のひらは正面に向けて。
<2>
両腕を頭の方向に上げます。ひじを伸ばし、手のひらは内側に向けて。
右足にしっかり体重を乗せてバランスを取り、ここで5呼吸。
脚を入れ替えて、同様に。
<Point>
ももの内側につけた左足裏で右脚を押し、右脚で左足を押し返すようなイメージで行います。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子