現代は自動車や電車、飛行機など交通手段が発達していますが、昔は移動するためには「徒歩」という選択しかあり得ませんでした。今回は、江戸時代の人々になった気分でウォーキングできるアプリ「徒歩でゆく ~東海道五十三次」をご紹介。
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ゲーム感覚で楽しくウォーキング!
「東海道五十三次」とは、江戸の日本橋を起点に整備された東海道にある53の宿場を指します。「品川宿」「川崎宿」「神奈川宿」といった現代でも名前が残っている宿が並び、ゴールとなるのは京都の「三条大橋」。スタートの日本橋から488kmも離れているそうです。
道中には旧跡名所が多いため、江戸時代には庶民の間で東海道五十三次を歩いて回る“旅行ブーム”も起こりました。
アプリ「徒歩でゆく ~東海道五十三次」では、町人のアバターを使用して東海道五十三次の“バーチャル旅行”が楽しめます。アプリの設定内容はとてもシンプルで、編み笠を持った町人の性別を選択するだけ。
「始める」をタップすると、テクテクと東海道を歩き始める町人の姿が登場しました。当時の東海道をイメージした街道の様子もイラスト化されているので、移り行く背景を眺めているだけでワクワクしてきそう。
ユーザーの歩数はアバターの旅とリンクしており、歩けば歩くほど東海道の旅がスムーズに進みます。画面に表示された「今日の歩数」と「次の宿場までの歩数」をチェックしつつ、のんびり旅を続けていきましょう。
同アプリはユーザーからも好評で、ネット上には「宿場や土地の豆知識を教えてもらえるのが地味に楽しい!」「歩数だけ見てもピンとこないけど、関東から関西まで歩いた記録が残ると達成感があるなあ」「昔の旅行は大変だったんだなって想像しながらウォーキングしてます(笑)」「毎日自宅から職場までしか歩いてなかったけど、アプリを使い始めてから散歩が趣味になってきた」など反響の声が相次いでいます。
また経由地点の宿場に到達すると、現地を描いた浮世絵とともに土地の豆知識が表示されるのもポイント。江戸時代に想いを馳せ、歴史を感じながらウォーキングしてみてはいかが?
<レート>
4.3(最大5/App Store/9月11日現在)
3.9(最大5/Google Play/9月11日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:ITO Technologies Inc.
サイズ:25.4MB
互換性:iOS 10.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語
年齢:4+ 対象年齢
Copyright:(C)2016 ITO Technologies Inc.
文/矢野りさ