体のあちこちに「こり」がたまると、ゴリゴリに硬いお尻や下にタレた“残念なお尻”に。さらにせっかく美尻立ちをしても、体をうまく使うことができず、その効果が十分に表れません。バレエダンサー・竹田純さんの著書『1分!美尻立ちダイエット』(学研プラス)で紹介しているストレッチ「床バレエ」で体のこりを取り、美尻の下地をつくりましょう。
Contents 目次
■バレエダンサーの準備運動をアレンジした「床バレエ」で、ブス尻解消!
猫背で姿勢が悪い、あるいは長時間のデスクワークなどで座りっぱなし、という人のお尻はタレていたり、硬かったり…。さらに竹田さんによると「日常生活で肩、背中、腰などに余分な力が入って上半身の筋肉がガチガチに緊張し、美尻立ちをするときに体をうまく使えない人もいます」とのこと。
そこで竹田さんが考案したのが、欧米のバレエダンサーが床で行う準備運動を日本人向けにアレンジした「床バレエ」というプログラム。床に座る、寝るなどの安定した体勢から、自分の体重を利用して適度な負荷をかけ、こり固まった体をほぐしていきます。
「歩くときなど日常の動作で関節の可動域が広がって、エネルギー消費量がアップします」(竹田純さん)。
それでは、「床バレエ」をやってみましょう!
<脚クロス倒し>硬くなった“こり尻”をやわらかく
1. 床にひざを立てて座り、手のひらを後ろにつきます。ひざを曲げたまま脚を組んで床に下ろします。 左右の坐骨は床につけて。両足を床につけようとするとお尻が床から浮くときは上の足を床につけなくてOK。ひざは体のセンターにくるように。
2. 腕を前に伸ばして手のひらを床につけ、坐骨が浮かない位置まで上体を前に倒していきます。床に手をついたまま手を歩かせて上の脚のほうへ。このまま20秒キープして。左右の脚を組み替えて同様に行います。
<ひざ開脚>股関節の硬さがほぐれて美尻立ちが上手に
1. あお向けに寝ます。両ひざを曲げてそろえた状態で脚を引き上げ、左右の手でそれぞれのひざを持ちます。
2. 股関節から脚をゆっくり開きます。内ももの筋肉が伸びるところで10秒キープしたら、ゆっくり閉じます。脚の力を使って開閉しましょう。1、2を3回繰り返して。
いかがでしたか? 「床バレエ」のストレッチでこり固まったお尻まわりをほぐしてあげましょう!
▼『1分!美尻立ちダイエット』の内容をもっと詳しく知りたい人はこちらをチェック!
『1分!美尻立ちダイエット』/学研プラス(著者:竹田純)
撮影/山上忠 モデル/SOGYON 文/みうらえりこ、山本美和、掛川ゆり