脂肪はふだん使われていないところにたまる性質があります。お腹は姿勢維持に使われているものの、常に正しい姿勢をキープすることは難しく、日常的にしっかりと使うことができていません。引き締まったお腹になるには1日5分でも意識して動かしてあげることが大切! 動的ストレッチで体を大きく動かすように心がけて、さまざまな筋肉を刺激していきましょう。
Contents 目次
両手を上げてVの字に バンザイストレッチ
お腹と背中は、体の表と裏でペアとなる筋肉。どちらもバランスよく伸ばして。
<1>両腕を頭上で開いて「Vの字」をつくる
脚を腰幅に開き、まっすぐ立ちます。両腕を頭のほうに伸ばしたら、指先をやや外側に向けて腕を開き「Vの字」をつくります。手のひらは、内側に向けておきましょう。
<2>腕ごと体を前に倒し、最後は指先を天井に
ひざを伸ばしたまま、上体を前に倒します。頭頂部を床に向けるように大きく倒して。腕は全屈したときに上体といっしょに下ろします。続いて上へ伸ばし、最後は指先を天井に。
★1→2を10回3セット行って!
<これはNG!>
フィニッシュでは指先を天井に向けます。大きく前屈すると、腕が上がって指先が上に向きやすくなります。
骨盤ごと左右に大きくねじる! わき腹スピン
わき腹スピンは、腕をゆるめながら体をねじります。足を固定して、わき腹をよく伸ばして。
<1>腕や骨盤といっしょに、体を左回りにねじる
足を腰幅に開き、まっすぐ立ちます。両腕は体より少し話して体のわきにおろし、手のひらは内側に向けて。この状態から、体を左側にねじります、顔と腕も連動させて動かして。
<2>骨盤ごと今度は右まわりにねじる
ねじった体を戻して正面を向いたら、そのまま今度は右側にねじります。1、2ともに、両足のかかとを床から離さずに、骨盤ごと大きく左右にねじりましょう。
★1→2を10回3セット行って!
撮影/徳永徹 モデル/矢原里夏 文/FYTTE編集部