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■「顔ヨガ」をとり組むときの注意
「顔ヨガ」にとり組むときは下記の3点に注意してほしいと、小林先生。
(1)顔のポーズをつくるときは、思いきり行うこと
「限界!」と思うまで顔の筋肉を使ってから解放することで筋肉に弾力がつき、シワができにくくなります。ただし、使いたい筋肉以外はなるべく動かさないよう注意しましょう。
(2)正しい姿勢をとり、呼吸をすることを忘れない
耳から肩のラインが地面に対して垂直になるよう背すじをスッと伸ばし、あごを引くようにして、正しい姿勢をとりましょう。ポーズをとっているときは呼吸を止めないようにし、新鮮な酸素を全身に送り込みます。肩をすくめたり、顔を前につき出したりするととり入れた酸素がすみずみまで行き渡らず、リンパの流れが滞って効果が出ないばかりか、ゆがみや二重あごの原因になるので注意して!
(3)鏡を見ながら顔全体をチェック!
左右差がないか、動かしたい部分だけを使っているか、ちがう筋肉(例えばおでこや眉)が動いてないか。必ず鏡を見てチェックする時間を作ってください。鏡で自分の顔の筋肉を確認することで、最初は動かせなくてもだんだん動くようになります。
■続けることで理想の結果が出る「顔ヨガ」
1日どれくらい実践すれば、小顔効果が期待できるの?
「大切なのは毎日続けること。朝・昼・夜と分け、1日トータル10分行うのが理想的ですが、むずかしい場合は1日1分でもかまいません。最初のうちはピンポイントで筋肉が動かず、もどかしさを感じることもありますが、鏡を見ながら意識を高めつつ1回、2回、3回…と回数を重ねれば、必ずできるようになります。
筋肉がうまく動かないときは、最初は手で補佐してもOKですから、あきらめないで続けましょう。慣れてきたら鏡なしでもできるポーズもあるので、トイレの個室に入ったときに必ず実践するなど、ルールを決めて習慣化するといいですね。私自身も顔ヨガを始めて、まわりからも驚かれるほど、変わりましたよ」と小林先生。
顔だけを動かすヨガなら、マスクをすれば周囲にもバレにくいので、通勤中などのこっそりエクササイズにもなりそう。憧れの小顔を目指して今日から始めてみましょう!
撮影/布川航太 取材・文/平川恵