健康のためにウォーキングや散歩をする人も多いですが、ただ歩いているだけではおもしろみがないかも。そこで今回は、散歩のきっかけになりそうな地図アプリをピックアップ。マップを見ながら散策して、日本の歴史を肌で感じてみましょう!
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■古地図を歩いて日本の歴史を学べる!
紹介していく「こちずぶらり」は、現代のマップと古地図を同時に見れるマップアプリ。散歩や旅行のときに駆使すれば、タイムスリップ気分が味わえる予感がします。
ホーム画面の「こちずリスト」をタップして画面を進めると、すぐに地図の一覧が出てきました。このとき、スマホの設定で位置情報を「オン」にしておくことをお忘れなく。「オフ」でも使えますが、「オン」にすることでよりリアルに歴史を感じられるはず。
まずは東京駅周辺の地図上で、自分の位置を確認していきます。古地図は東京だけでも「江戸古地図(1844)」「江戸日本橋屛風絵風絵図(17世頃)」「東京下谷絵図(1862)」などがあり、時代によってラインナップもさまざま。なかには「東京電車案内図(1911)」という地図もあるので、昔の路線をたどりながらの散歩もできますよ。
古地図の豊富な種類には、ユーザーからもよろこびの声が続出。「自分の好きな時代の古地図が見れてテンションが上がる!」「路線図まであるのはなかなかやりよるなあ…」といった声が上がっていました。
東京駅にスポットを当てて探索していくと、「江戸古地図(1844)」の地図上に突如まち針のようなマークが出現!「システムエラーかな?」と不安に思いながらタップしてみると、マークの箇所に関連する豆知識が現れました。タップしたのは、東京駅からほど近い「桜田門」の場所。説明書きによると1961年に「旧江戸城外桜田門」として国の重要文化財に指定され、現在は近くに警視庁が建っているとのコメントが。
警視庁のことを通称「桜田門」と呼ぶのも、過去に桜田門があった歴史が関係しているそうです。
また右下の「屛風」のようなアイコンをタップすると、現在の地図にタイムスリップすることも可能。散歩中に迷わないためにも、こまめに地図を見比べるといいかもしれませんね。
タイムスリップ体験をしながら散歩が楽しめる「こちずぶらり」。歴史好き、散歩好きの人は、ぜひ役立ててみてはいかが?
<レート>
4.4(最大5/App Store/11月7日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:Stroly Inc.
サイズ:24.8MB
互換性:iOS 7.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語、英語
年齢:4+ 対象年齢
Copyright:(C)2013- Stroly Inc. All right reserved.
文/矢野りさ